お墓のお役立ちコラム

東京でおすすめできる納骨堂はここ!タイプ別の厳選3選をご紹介

近年、さまざまな事情で墓じまいをして永代供養の依頼を検討する方が増えつつあります。中でも永代供養の有力な選択肢として、注目を集めているのが納骨堂です。今回は、納骨堂の基礎知識に加えて、選ぶ際のポイントや東京でおすすめの納骨堂について詳しくご紹介していきます。

目次

そもそも東京で人気の納骨堂とは?

東京で納骨堂を探すポイントをご紹介する前に、そもそも納骨堂とは何か、どうして東京で納骨堂が人気を博しているのかについて押さえておきましょう。

納骨堂は遺骨を納める屋内型の施設

納骨堂は、遺骨や位牌を納めるための施設です。その多くが屋内にしつらえてあるため、お参りの際に天候の影響をあまり受けません。(一部に屋外型も存在します)

東京の納骨堂で見られる多彩な納骨方式

納骨堂のほとんどが屋内にあるため、屋外の墓地では実現の難しい納骨方式が見られます。その中でも代表的なものをご紹介します。

ロッカー式の納骨堂

いわゆるコインロッカーに似た形状の納骨方式です。個別に仕切られたスペースには扉が設けられています。この扉がない「棚式」の納骨堂もあります。収容できる遺骨の数が少ないケースもありますので、よく確認しておきましょう。

仏壇式の納骨堂

上段と下段の二段に分かれた構造をした納骨方式です。上段には仏壇があり、その下に納骨用のスペースが設けてあります。上の仏壇スペースには、お花を供えることができる場合もありますので、確認しておくとよいでしょう。

位牌式の納骨堂

参拝スペースの中央にある仏像の周囲に位牌が置かれているタイプの納骨方式です。この場合、遺骨は別のスペースに安置されているケースがほとんど。そのため、個別にお祈りを捧げられない場合があります。

自動搬送式の納骨堂

高層の収納棚や厨子をクレーンが運んでくるタイプの納骨形式です。立体駐車場で自分の車を呼び出すような感覚で、個別のお墓を参拝スペースに自動で搬送します。呼び出しには専用のICカードが使用される場合がほとんどです。

東京の納骨堂はアクセスしやすく費用の安さが魅力

納骨堂は郊外の霊園のように広大な敷地を必要としないため、東京の都心や副都心にも多数存在します。そのため、アクセスしやすいのが特徴。費用の安さも魅力です。

東京で納骨堂を選ぶ際のポイントは?

ここでは、東京で納骨堂を選ぶ際にポイントとなる事柄について解説します。どれも重要なものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

東京の納骨堂はアクセスの良さで選ぶ!

せっかく東京の納骨堂で選ぶなら、条件からアクセスの良さは外せません。さらにもう少し細かな点にも着目していきます。

東京の納骨堂は自宅からの所要時間が重要

東京の納骨堂の多くは「最寄駅から徒歩○分」という謳い文句が付いている場合がほとんどです。ここでよく考えていただきたいのは、自宅を出発してからのトータル時間。いくら駅から近くても、その路線までの道のりが遠ければ、メリットも半減してしまいかねません。

東京の納骨堂はバリアフリーも大切な要素

最寄りの駅やバス停からの所要時間は大切ですが、そこに到るまでの道のりや、さらには到着した後の施設の設備はもっと大切です。足の不自由な方や車いすの方にもやさしい条件ならば、候補としては申し分ないでしょう。

無料駐車場の用意がある東京の納骨堂か

納骨堂へのアクセスは、何も公共交通機関ばかりではありません。東京郊外に納骨堂がある場合は、マイカーでのアクセスも十分に考えられます。この場合、納骨堂に隣接した敷地に無料の駐車スペースがあるかどうかも有力な判断材料のひとつとなるでしょう。

東京の納骨堂は安心・納得の費用で選ぶ!

東京で納骨堂を選ぶときできるだけ費用を抑えられたら、それに越したことはありません。そして費用に見合った安心・納得のサービスが受けられる納骨堂を集めてみました。

東京の納骨堂はこだわりの条件で選ぶ!

東京の納骨堂を選ぶとき、アクセスの良さやリーズナブルな料金はもちろんのこと、「ここだけは譲れない!」というこだわりの条件で探してみるのもひとつの手段です。

複数人の収容ができる東京の納骨堂か

これまでのものを墓じまいして東京都内の納骨堂に永代供養を依頼するとき、何体まで納骨が可能なのかは重要なポイントです。自分自身やパートナーだけでなく両親や祖父母もOKなのかなど、納骨できる可能数をスタッフによく確認をしておきましょう。

生前の申込みができる東京の納骨堂か

先祖代々のお墓を管理・供養していく大変さを子や孫の代には受け継がせたくない。そんな悩みを抱えた方におすすめなのが、生前申込みを受付けてくれる納骨堂です。亡くなった後ではなく、生前の余裕のあるうちにあれこれ吟味して決められるのがポイントです。

ペットの共葬も可能な東京の納骨堂か

愛犬や愛猫といったペットも、今や大切な家族の一員。死んだ後も一緒のお墓に入って過ごしたい、そんな願いを持つ方も珍しくありません。ペットと共葬が可能な墓地は限られていますので、お早めに探されるのがよいかもしれません。

東京でおすすめの納骨堂はどこ?

東京でおすすめの納骨堂を「アクセス」「料金」「こだわり」の3つの視点からまとめてみました。同じ納骨堂でも、ユーザーによって求める姿は実にさまざまです。

東京の都心や副都心にある納骨堂・3選

ここでは、アクセスのしやすさにこだわって、東京でもいわゆる都心や副都心と呼ばれるエリアの納骨堂を集めてみました。

1.金蔵寺(こんぞうじ)(港区)

東京都港区元麻布という抜群の立地に納骨堂を構えるのが、浄土真宗・本願寺派の金蔵寺です。最寄りの麻布十番駅から徒歩で約3分というアクセスの良さも見逃せません。周囲には一流の飲食店が立ち並ぶ、大人の雰囲気が漂う一角にお寺があります。

金蔵寺|温かみがあり、心地よささえ感じられる納骨堂

館内にしつらえられた壁紙は、京都の西陣織を貼ってあるとのこと。バリアフリーでクラシックの音楽が絶えず流れる空間は、まさに極楽浄土そのものを思わせます。お参りに来られたご家族の方が、とても気持ちよく過ごせる空間です。

2.東福寺(とうふくじ)(渋谷区)

渋谷区渋谷3丁目に位置する東福寺は、渋谷区では最古といわれる天台宗の寺院です。地下鉄・銀座線の渋谷駅からはわずか歩いて約7分の距離にあります。都会のど真ん中にありながら、周囲が非常に豊かな緑に囲まれているのも特徴です。

隣接する金王八幡(渋谷八幡宮)とともに、源義家の手によって1173年に創建されたと伝わります。そんな重厚な歴史や伝統を感じさせる境内の一角に建てられた、モダンなデザインの納骨堂が涅槃堂(ねはんどう)です。

東福寺|みどり豊かな渋谷区最古の寺院

3.琉璃殿(るりでん)(新宿区)

早稲田大学にもほど近い、新宿区原町にある納骨堂が琉璃殿です。最寄りの牛込柳町駅からは徒歩で約2分、早稲田駅からも徒歩で約10分とアクセスは申し分ありません。運営母体の幸國寺(こうこくじ)は、江戸時代初期に創建された古刹です。

瑠璃殿には正面に大きなガラスであつらえた仏様がいらっしゃり、周囲には2046体ものガラス製の仏様(=瑠璃基)がいらっしゃいます。自分の選んだ1体の仏様が光り輝く姿は、まさに「光の納骨堂」の別名にふさわしく素晴らしいものです。

新宿琉璃殿(東京牛込琉璃殿)|新宿区 壮観「光の納骨堂」

東京でリーズナブルな費用の納骨堂・3選

費用面の負担が比較的少ないのも、東京の納骨堂では見逃せないポイント。その中でも立地がよくサービス面でも充実している納骨堂を集めてみました。

1.寶乘寺(ほうじょう(調布市)

東京都調布市にある寶乘寺は、日蓮聖人の教えを現在に受け継ぐ本門経王宗のお寺です。広くて心安らぐ境内には、山門や本堂をはじめ様々な施設が立ち並びます。その中でもひときわ目を引く建物が、納骨堂「悠久の塔」です。

こちらの納骨堂では、家族4人まで永代供養を依頼できます。石碑やプレートに文字やイラストを彫刻し形に残すことができるのも大きな特徴のひとつ。使用料やネームプレートの設置料金を含めて、ご予算は20万〜30万円からご依頼可能です。

寶乘寺霊園 おもひでの径|調布市 庭園風のお墓・納骨堂

2.安養院(あんよういん)(品川区)

東急目黒線の不動駅から徒歩で約5分の好立地に納骨堂「ひかりの園」を構えるのが、平安時代より1000年の歴史を誇る寺院・安養院です。山の手の一等地にふさわしいモダンで上質な室内墓で、いつも穏やかな気持でご先祖様に会いに来ることができます。

こちらには、ノーマルタイプの納骨檀(=納骨スペース)から特別納骨檀まで、さまざまなタイプの収骨スペースをご用意してあります。中には「おひとり陵」や「おふたり陵」といった、シンプルなタイプのものも。価格も38万円〜と非常に魅力的です。

安養院 ひかり陵苑 ひかりの園|品川区の室内型納骨堂

3.本所廟堂(ほんじょびょうどう)(墨田区)

本所廟堂は、東京の新名所・スカイツリーにもほど近い、墨田区横川にあるビル型の納骨堂です。重厚で落ち着いたたたずまいと料金がリーズナブルなところがあいまって、高い人気を誇っています。こちらの施設の管理・運営を行っているのは、日蓮宗正龍教会です。

入館の際にICカードを利用したり、参拝にはデジタルサイネージを使用したりと現代的でお参りしやすいところも人気の秘訣。お一人様用は24万円〜、ご家族様用は40万円〜と充実のサービス内容からすれば、非常にリーズナブルな価格だといえるでしょう。

屋内納骨堂 本所廟堂|宗派不問の屋内型納骨堂

東京でペットと共葬もOKな納骨堂・3選

人生の大切なシーンをともに過ごしたペットとお骨になった後でも一緒でありたい。そんな願いを持つ方のために、ペットと共葬ができる東京の納骨堂をチョイスしてみました。

1.雲龍寺(うんりゅうじ)(八王子市)

東京都八王子市山田に位置する雲龍寺は、大本山・永平寺や総持寺とも縁の深い曹洞宗の寺院です。境内には山門や本堂、鐘楼のほかに五重塔が立ち並び、多くの参詣客の目を楽しませてくれます。また、大達磨大師とだるま市でも有名な場所です。

雲龍寺にはさまざまな永代供養墓が用意されていますが、その中のひとつが「光明霊廟(こうみょうれいびょう)」と呼ばれる室内墓(納骨堂)です。ともに大切な時を過ごした愛犬や愛猫の遺骨と一緒に入れることでも人気を博しています。

雲龍寺 光明霊園|八王子市 ペットと一緒のお手頃な永代供養墓

2.目黒御廟(めぐろごびょう)(品川区)

目黒駅から徒歩約3分と交通至便な立地に納骨堂を構えるのが、目黒御廟です。こちらは、浄土真宗本願寺派の應慶寺(おうけいじ)が運営しています。浄土真宗のお寺で永代供養墓を提供しているお寺は比較的少なく、そういった点でもおすすめの納骨堂です。

目黒御廟の建物は、非常に近代的なたたずまいながらも光と木が演出する温もり感も非常に印象的な場所。また、それぞれのフロアーにはペットの遺骨も納められる区画が準備されており、ペットの遺影を銘板やモニターに表示させることも可能です。

應慶寺 目黒御廟|ペットと眠れる納骨堂

3.善正寺(ぜんしょうじ)(港区)

東京都港区元麻布という都会のど真ん中にあるお寺が、浄土真宗本願寺派の善正寺です。こちらのお寺が提供している新しい形の永代供養が「のうこつぼ」。屋外型で従来のお墓のスタイルに近いマンションのような集合型のお墓です。

こちらの善正寺で採用されている納骨堂の祷DX(いのりデラックス)は、「のうこつぼ」の中でも最大規模を誇るもの。全44室の納骨室は重厚感にあふれ、辺りを厳かな雰囲気で包み込みます。もちろん、ペットの共葬も可能です。

善正寺 のうこつぼ|元麻布の好立地でコンパクトなお墓

今回ご紹介した納骨堂のほかにも、東京にはさまざまなメリットを備えた納骨堂が多数あります。詳しくは、こちらの「お墓を探す | みんなの永代供養」をご覧ください。

東京の納骨堂は今後どうなる?

東京の納骨堂をめぐる情勢は今後どのようなものになるのでしょうか。主なポイントに絞って説明していきます。

ますます高まる東京の納骨堂の需要予想

今後、東京エリアにおける納骨堂の需要は、ますます高まるものと予想されます。大きな理由のひとつが、ますます加速する「少子高齢化」です。また、人口の三大都市圏への集中も考慮する必要があります。

 

こうなると、後継者不足で先祖代々のお墓を守っていくのは難しくなりますし、かといって土地価格の高い東京で、新しく墓地の区画を確保するのも難しい。そこで、引き続き期待を集めるのが、東京の納骨堂を利用した永代供養なのです。

東京の納骨堂はさらにバラエティ豊かに

現在でも、音や映像などを駆使して様々な演出が施されている納骨堂ですが、テクノロジーの目覚ましい進歩とともに、ますますバラエティ豊かになっていくことでしょう。すでに一部では、QRコードを用いた動画サービスを提供している墓地や霊園もあるそうです。

 

そして、これからも3D映像や音声合成技術、生成型AIを利用した納骨堂の登場が予想されます。こうすることで、個人の遺徳を永代にわたって偲び、東京の納骨堂へ行けば生前のご先祖様にいつでも会える感覚を提供できるようになるでしょう。

東京で納骨堂を探すなら「みんなの永代供養」がおすすめ!

バラエティにあふれ、物件数の多い東京エリアの納骨堂。個人の力だけでその全体を把握して、自分にピッタリのものを見つけるのは至難の業です。そんなときには、東京でのお墓選びの頼れるパートナーとして「みんなの永代供養」をご指名ください。

 

みなさんのご希望をていねいにヒアリングして、東京で満足のいく納骨堂が選べるようサポートしてまいります。詳しくは、こちらの「お問い合わせ」ページからご連絡ください。

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