永代供養墓を検討したいと思っても具体的に何を重視して選べば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。ほとんどの方が初めて永代供養について考える訳ですから判断するのが難しいと思います。
ここでは永代供養墓の選び方について解説いたしますので参考にしてください。

  • 予算について設定する

    予算について設定する

    永代供養墓を考える際に最も大切なのが予算についてです。永代供養墓は安いものではありませんから、ある程度費用がかかってきます。ご家族が故人をご供養するために生活が苦しくなってしまっては本末転倒と言えるでしょうし、故人もそれを望んではいないでしょう。そして費用を支払うのが誰なのかも親族で明確にしなければなりません。その上で予算を決めるようにしましょう。

  • お墓参りについて考える

    お墓参りについて考える

    永代供養墓に遺骨を納めたとして、その後のお参りの有無などについても考えておく必要があります。

    • お墓参りの回数
    • 交通手段の有無
    • お墓の場所(施設の状況など)

    例えば年に数回お墓参りしたいと考えている場合は住まいから近い方が便利ですし、数年に1度お墓参りしたい人であれば遠方でも良いでしょう。その際、車で移動できるのか公共交通機関を使うのかによっても大きく異なってきます。また施設によっては、段差が多くバリアフリー化されていない場合もあります。高齢になってくると、遠方にあって電車やバスを乗り継がないと行けなかったり、急な斜面の上の方にある霊園やお墓だと足が遠のいてしまうことがありますので注意が必要です。

  • 宗教・宗派について注意する

    宗教・宗派に注意する

    永代供養墓によっては宗教・宗派にこだわらない寺院・霊園が多く存在しますが、個人が信仰していた宗教・宗派によっては納骨する場所が制限されている可能性があるので、事前に注意しておきましょう。
    後でトラブルにならないように、故人が信仰していた宗教・宗派がある場合には確認してみてください。

  • 故人の意思を考える

    故人の意思を考える

    ご供養とは故人が安らかに眠ってもらうという想いを込めて行うものですから、生前個人の意思がある場合にはできる限り叶えてあげましょう。もちろん家族の生活や条件などがあるので、全て可能なわけではありませんが、故人とご家族とが満足できる供養の形を見つけてください。

  • ご家族の意思をまとめる

    ご家族の意思をまとめる

    実際にご供養されるご家族の想いは、その親族の数だけ異なります。生活する場所、環境、経済状況、そして故人との関係性によっても違います。そのため親族間でもトラブルになりやすいのがお墓や供養の問題です。しっかりと時間をかけて全員が満足できる供養方法をみつけてください。

    そのほかにも永代供養墓を選ぶためのポイントは多岐にわたります。
    まずはお気軽に気になる寺院・霊園に問い合わせをしてみてくださいね。