お墓のお役立ちコラム

無宗教でも樹木葬はできる?宗教不問の意味・費用・注意点を解説

無宗教の方でも、樹木葬を利用することはできます。

樹木葬には「宗教不問」「宗旨・宗派不問」として募集されているものが多く、特定の宗教を信仰していない方や、家族で宗派が異なる方でも申し込めるケースが一般的です。

ただし、宗教不問だからといって、納骨後に宗教的な供養が一切行われないとは限りません。寺院が運営する樹木葬では、その寺院の宗派に沿って読経や合同供養が行われることがあります。
また、檀家になる必要があるか、個別に納骨される期間は何年か、一定期間後に合祀されるかなど、利用条件は樹木葬によって異なります。

この記事では、無宗教の方が樹木葬を選ぶ際に知っておきたい次の内容を解説します。

・無宗教でも樹木葬を利用できる理由
・「宗教不問」「宗旨・宗派不問」の意味
・無宗教で樹木葬を選ぶメリットと注意点
・樹木葬の種類と埋葬方法
・申し込み前に確認したい費用や供養方法

契約後に「思っていた供養方法と違った」と後悔しないためにも、樹木葬の仕組みと確認点を理解して、自分や家族に合った場所を選びましょう。

 

目次

無宗教でも樹木葬を利用できる

無宗教の方でも、利用条件を満たしていれば樹木葬に申し込むことができます。

樹木葬の多くは「宗教不問」または「宗旨・宗派不問」とされており、仏教・神道・キリスト教など、特定の宗教を信仰しているかどうかにかかわらず利用できます。
寺院が運営する樹木葬でも、過去の宗旨や宗派を問わず、檀家になる必要がないものがあります。ただし、すべての樹木葬が同じ条件ではありません。

たとえば、申し込み時の宗派は問わなくても、納骨後の合同供養や法要は、その寺院の宗派の作法で行われることがあります。また、施設によっては檀家になることや、指定された方法で法要を行うことが利用条件に含まれる場合もあります。

無宗教の方が樹木葬を選ぶときは、少なくとも次の点を確認しましょう。

・宗教や宗派による申し込み制限がないか
・檀家になる必要があるか
・納骨時に読経や宗教儀式が行われるか
・合同供養はどのような形式で行われるか
・法要を希望しない場合でも利用できるか

なお、樹木葬だからといって、山林や自宅の庭などに自由に遺骨を埋められるわけではありません。法律上、遺骨を埋蔵できるのは墓地として許可された区域に限られます。※

※参考資料:厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律の概要」

 

「宗教不問」「宗旨・宗派不問」とは

樹木葬を探していると、「宗教不問」や「宗旨・宗派不問」という表記を目にすることがあります。
どちらも、特定の宗教や宗派に所属していない方でも申し込めることを示すために使われる表現です。ただし、霊園や寺院によって利用条件は異なるため、言葉だけで判断せず、契約前に詳しい内容を確認する必要があります。

宗教不問

「宗教不問」とは、仏教・神道・キリスト教など、信仰している宗教を問わず申し込めるという意味です。
特定の宗教を信仰していない無宗教の方も、基本的には利用できます。

ただし、寺院が運営する樹木葬では、納骨式や合同供養などが、その寺院の宗派の作法に沿って行われることがあります。
宗教不問と書かれていても、「宗教的な儀式が一切ない」という意味ではない点に注意しましょう。

宗旨・宗派不問

「宗旨」とは、仏教・神道・キリスト教などの宗教上の大きな区分を指します。
「宗派」とは、仏教の中にある浄土宗、真言宗、曹洞宗などの宗派を指します。

「宗旨・宗派不問」とされている樹木葬は、これまで信仰してきた宗教や宗派にかかわらず申し込めることが一般的です。
寺院が運営する樹木葬でも、申し込み時に改宗を求められず、檀家にならなくても利用できる場合があります。

一方で、次のような条件が設けられていることもあります。

・納骨後の供養は管理寺院の宗派に沿って行う
・ほかの宗教の僧侶を墓域内に招いて法要を行うことはできない
・個別法要を行う場合は管理寺院へ依頼する
・利用にあたって檀家になる必要がある

「宗旨・宗派不問」という表記があっても、どのような供養でも自由に行えるとは限りません。
無宗教の形式を希望する場合は、納骨式や法要を行わなくても利用できるか、事前に確認しておきましょう。

日本で無宗教と考える人は多い

無宗教とは一般に、特定の宗教や宗派を信仰していない状態を指します。
ただし、無宗教だからといって、宗教に関する行事をまったく行わないとは限りません。

特定の宗教を信仰していなくても、お正月には神社へ初詣に行き、お盆やお彼岸には先祖のお墓を参り、葬儀は仏式で行うという方もいます。

NHK放送文化研究所の調査では、信仰している宗教がないと答える日本人が多いことが報告されています。※
そのため、特定の宗派への入信や改宗を必要としない樹木葬は、無宗教の方にとって選びやすいお墓のひとつといえるでしょう。

ただし、「無宗教であること」と「宗教的な供養を希望しないこと」は同じではありません。
読経や合同供養を希望するのか、宗教的な儀式を行わずに納骨したいのかを、本人や家族で話し合っておくことが大切です。

※参考資料:NHK放送文化研究所「日本人の宗教的意識や行動はどう変わったか」

 

無宗教でも利用できる樹木葬の種類

樹木葬とは、樹木や草花などを墓標やシンボルとして遺骨を納めるお墓です。
一般的な墓石を建てないものが多く、自然に囲まれた場所で眠りたい方や、従来のお墓とは異なる供養方法を希望する方から選ばれています。

無宗教の方でも利用できる樹木葬は数多くありますが、見た目や埋葬方法は施設によって異なります。
樹木葬の種類は、大きく次の2つの視点から分けられます。

・墓地の環境や造りによる分類
・遺骨の納め方による分類

同じ「樹木葬」という名称でも、遺骨を個別に納めるものと、最初からほかの方と一緒に埋葬される合祀があります。
申し込み前にそれぞれの違いを確認しておきましょう。

墓地の環境や造りによる3つの種類

樹木葬は、墓地の環境や造りによって、主に次の3つに分けられます。

・都市・公園型
・庭園型
・里山型

それぞれの特徴を解説します。

都市・公園型

都市・公園型は、寺院の境内や民営霊園などに整備された樹木葬です。
芝生や植栽、参道、ベンチなどが整備され、公園のような明るい雰囲気を持つ場所が多くあります。

駅やバス停から近い霊園も多く、交通の利便性やお参りのしやすさを重視する方に向いています。
また、平坦な通路や駐車場を備えた施設もあり、高齢の方や足元に不安がある方でもお参りしやすいことが特徴です。

庭園型

庭園型はバラや桜など、季節の草花で美しく整備された樹木葬です。
大きな樹木を墓標にするものだけでなく、花壇やガーデニング風の区画に、石でできたプレートや墓誌を設置するものもあります。

季節ごとに咲く美しい草花に囲まれた明るい雰囲気のお墓を希望する方や、墓石が並ぶ従来の墓地に抵抗を感じる方に向いています。

ただし庭園型であっても、遺骨を直接土に還すとは限りません。個別の区画に骨壺や専用の納骨容器に入れて安置するケースが多いです。
自然に還ることを重視している方は、埋葬の仕方についても確認しておきましょう。

里山型

里山型は山林や里山など、自然に近い環境に設けられた樹木葬です。
区画ごとに樹木を植えるものや、もともと生えている樹木の周辺に遺骨を納めるものがあります。

都市・公園型や庭園型と比べて人工的な整備が少なく、自然の中で眠りたいという希望を叶えやすいことが特徴です。

山間部に設けられていることが多いため、駅やバス停から遠い場合があります。また、坂道や未舗装の道を歩かなければならない施設もあります。
高齢の方や身体に不自由のある方がお参りする際、不便を感じることもあります。亡くなった方の希望だけでなく、将来お参りする家族の年齢や体力も考えて選ぶことが大切です。

遺骨の納め方による3つの種類

樹木葬は、遺骨の納め方によって、主に次の3つに分けられます。

・個別型
・集合型
・合祀型


これらは遺骨をあとから取り出せるか、個別にお参りできるかに大きく関わるため、特に重要な違いです。

個別型

個別型は、一人または家族ごとに区画を設けて遺骨を納める方法です。
区画ごとに樹木を植えるタイプのほか、ひとつのシンボルツリーを共有しながら、個別の納骨スペースや石でできたプレートを設けるタイプもあります。

一般のお墓に近い感覚でお参りしやすく、家族だけの区画を持ちたい方に向いていますが、合祀型や集合型より費用が高くなる傾向があります。
また個別型であっても、契約の期間が決まっていて、その期間が過ぎると合祀される場合があります。

「個別型」という名称だけで判断せず、個別に安置される期間と、その後の供養方法を確認しておきましょう。

集合型

集合型は、ひとつの大きな樹木や花壇などを共有しながら、遺骨は骨壺や骨袋などに入れて埋葬する方法です。
シンボルとなる樹木や参拝スペースは共有しますが、遺骨は個別に区別されます。

一定期間は遺骨を取り出せる場合もありますが、安置期間が終了すると合祀墓へ移される施設もあります。
個別に安置される期間や、期間終了後の遺骨の扱いを確認することが大切です。

合祀型

合祀型は、複数の方の遺骨を同じ場所へ一緒に納める方法です。
骨壺から遺骨を取り出し、ほかの方の遺骨と一緒に埋葬します。

個別の区画を設けないため、樹木葬の中では比較的費用を抑えやすく、お墓を継ぐ人がいない方にも選ばれています。

ただ合祀してしまうとほかの方の遺骨と混ざってしまうため、あとから特定の遺骨だけを取り出すことはできません。
将来、改葬や分骨を希望する可能性がある場合は、慎重に検討するようにしましょう。

樹木葬の種類を選ぶときに確認したいこと

一口に樹木葬といっても、その名称や分類方法は、寺院や霊園によって異なります。
同じ「個別型」と書かれていても、遺骨を個別に保管する期間や、最終的に合祀されるかどうかは施設ごとに違います。

見学や資料請求の際は、次の点を確認しましょう。

・遺骨はほかの方と混ざる合祀なのか
・骨壺のまま個別に納めるのか
・土に直接埋蔵するのか
・個別に安置される期間は何年か
・期間終了後は合祀されるのか
・合祀前であれば遺骨を取り出せるのか
・個別の墓標や名前を残すことはできるのか

無宗教かどうかだけでなく、遺骨がどのように管理され、将来どのように供養されるのかまでしっかり確認して選ぶようにしましょう。

地域・供養方法などから樹木葬を比較できます

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無宗教で樹木葬を選ぶ3つのメリット

無宗教の方が樹木葬を選ぶ主なメリットは、次の3つです。

・宗教や宗派にとらわれず選びやすい
・一般墓より費用を抑えられる場合がある
・お墓の承継者がいなくても利用しやすい

それぞれ詳しく解説します。

1.宗教や宗派にとらわれず選びやすい

樹木葬には、宗教不問や宗旨・宗派不問として募集されているものが多くあります。
そのため、特定の宗教を信仰していない方や、夫婦・家族で宗派が異なる方でも、利用できる樹木葬を見つけやすいことがメリットです。

寺院が運営する樹木葬でも宗派を問わず、改宗や入檀を必要としない場合があります。

また、家族ごとの個別区画を利用できる樹木葬であれば、宗派の異なる家族が同じ区画に入れることもあります。
ただし、家族であれば必ず一緒に納骨できるとは限りません。納骨できる人数や続柄、宗教上の条件などは施設ごとに異なります。

申し込み前に、誰と一緒に入れるのか、家族の宗派が異なっていても利用できるのかを確認しておきましょう。

2.一般墓より費用を抑えられる場合がある

樹木葬は一般的な墓石を建てるお墓と比べて、費用を抑えられる場合があります。

一般墓では墓地の使用料に加えて、墓石の購入費や工事費などが必要ですが、樹木葬では大きな墓石を建てずに、共有の樹木や花壇、石プレートなどを墓標とするものが多いため、初期費用を抑えやすい傾向があります。

特に、ほかの方と同じ場所に納骨する合祀型や集合型は、個別の区画を持つ樹木葬よりもさらに費用を抑えやすいです。

ただし、樹木葬だからといって、必ず費用が安いとは限りません。
契約時には、次のような費用が必要になることがあります。

・墓地や区画の使用料
・永代供養料
・墓誌やプレートの費用
・家名や戒名などの彫刻料
・納骨料
・年間管理費
・法要や読経を依頼する場合のお布施

無宗教の場合でも、寺院の読経や納骨式を希望すれば、お布施や法要料が必要になります。
表示されている基本料金だけで判断せず、納骨までに必要な総額を確認することが大切です。

3.お墓の承継者がいなくても利用しやすい

樹木葬は、寺院や霊園が管理や供養を行う永代供養付きのものが多くあります。
そのため子どもがいない方や、子どもに負担をかけたくない方、将来お墓を継ぐ人がいない方でも利用しやすいことがメリットです。

一般墓では、承継者が墓地の管理料を支払い、掃除や修繕などを行う必要がありますが、永代供養付きの樹木葬であれば、契約者や家族に代わって寺院や霊園がお墓を管理します。

ただ「永代供養」は、遺骨を永久に個別安置するという意味ではありません。
個別に安置される期間が決められており、期間終了後に合祀墓へ移される樹木葬も多くあります。
合祀墓へ移されても合同供養などが行われ、永代にわたり供養が続けられることが多いです。

次の点を確認しておきましょう。

・個別に安置される期間
・期間終了後の遺骨の扱い
・合祀後の供養方法
・管理費の有無
・家族が行う必要のある手続き
・運営する寺院や霊園が将来も管理を続ける仕組み

承継者がいない方にとって樹木葬は有力な選択肢ですが、管理や供養の内容をしっかり確認したうえで契約することが大切です。

永代供養の仕組みや選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
「永代供養墓とは?選び方や注意点をわかりやすく解説」

 

無宗教で樹木葬を選ぶ際の3つの注意点

無宗教の方にとって樹木葬は選びやすいお墓ですが、契約前に確認しておきたい注意点もあります。
主な注意点は次の3つです。

・家族や親族の理解を得られないことがある
・菩提寺との関係を整理する必要がある
・合祀後は遺骨を取り出せない

それぞれ詳しく解説します。

1.家族や親族の理解を得られないことがある

樹木葬を希望していても、家族や親族から反対されることがあります。
特に、先祖代々のお墓を大切にしてきた方や、墓石のあるお墓に慣れている方は、樹木葬に対して次のような不安を感じることがあります。

・墓石がないため、お墓らしく感じられない
・どこに向かって手を合わせればよいかわからない
・ほかの方と一緒に納骨されることに抵抗がある
・一定期間後に合祀されることが受け入れられない
・宗教的な供養が行われないのではないかと心配になる

樹木葬にしたい本人が無宗教であっても、家族や親族が同じ考え方とは限りません。
ひとりの希望だけで契約を進めると、亡くなったあとに納骨を行う家族が戸惑ったり、親族間のトラブルにつながったりする可能性があります。

生前に樹木葬を申し込む場合は、次の内容を家族や親族へ伝えておきましょう。

・樹木葬を希望する理由
・納骨する場所
・個別型、集合型、合祀型のどれを選ぶのか
・個別に安置される期間
・将来合祀されるかどうか
・どのような供養が行われるのか
・家族が行う手続きや費用負担

可能であれば、家族と一緒に現地を見学することをおすすめします。実際の環境やお参りの方法を確認すれば、樹木葬に対する不安や誤解を減らしやすくなります。

2.菩提寺との関係を整理する必要がある

先祖代々のお墓がある菩提寺との付き合いが続いている場合は、樹木葬を申し込む前に相談しておくことが大切です。
本人が無宗教だと考えていても家のお墓が菩提寺にあり、葬儀や法要を継続して依頼しているケースがあります。

現在のお墓から遺骨を取り出して樹木葬へ移す場合は、墓じまいと改葬の手続きが必要です。墓じまいを進める際は、菩提寺へ何も伝えずに石材店や改葬先だけを決めると、関係が悪化することがあります。

まずは、次の内容を菩提寺へ相談しましょう。

・お墓を継ぐ人がいないこと
・現在のお墓を維持することが難しい事情
・樹木葬への改葬を検討していること
・閉眼供養や遺骨の取り出しに必要な手続き
・墓地の返還方法
・離檀に必要な手続きや費用

菩提寺への相談は許可を得るためだけのものではなく、これまで先祖の供養や墓地管理をお願いしてきた関係に感謝し、円満に整理するためにも重要です。

なお、菩提寺との関係があるからといって、家族全員がその寺院の宗派を信仰しているとは限りません。
無宗教であることと、菩提寺との契約や先祖供養の関係は分けて考えましょう。

墓じまいの流れや注意点については、以下の記事でも詳しく解説しています。

「【保存版】墓じまいマニュアル―墓じまいをするならこれで完璧―」

 

3.合祀後は遺骨を取り出せない

樹木葬では、納骨方法によって遺骨を取り出せるかどうかが異なります。

個別型や集合型で、遺骨が骨壺や専用容器に入ったまま区別されている期間であれば、改葬などのために遺骨を取り出せる場合があります。
ただし、すべての施設で取り出せるとは限りません。墓地の構造や使用規則によっては、個別安置中でも取り出しが難しいことがあります。

最初から合祀型を選んだ場合や、個別安置期間が終了して合祀墓へ移されたあとは、ほかの方の遺骨と混ざるため、特定の遺骨だけを取り出すことはできません。
一度合祀すると、次のような希望には対応できなくなります。

・別の墓地へ遺骨を移したい
・家族のお墓へ移したい
・遺骨の一部を分骨したい
・将来、夫婦や家族だけのお墓へ移したい

合祀後に後悔しないため、契約前に次の点をしっかり確認してください。

・最初から合祀されるのか
・個別に安置される期間は何年か
・期間を延長できるか
・個別安置中は遺骨を取り出せるか
・遺骨を取り出す際に費用がかかるか
・期間終了前に連絡があるか
・合祀前に分骨できるか

将来、遺骨を移す可能性が少しでもある場合は、最初から合祀型を選ばず、個別安置期間のある樹木葬を検討するとよいでしょう。

 

無宗教で樹木葬を選ぶときの5つのポイント

無宗教の方が樹木葬を選ぶ際は、見た目や価格だけで決めず、宗教上の条件や納骨後の供養方法まで確認することが大切です。
特に確認したいポイントは、次の5つです。

・宗教や法要に関する利用条件を確認する
・遺骨の納め方と合祀までの期間を確認する
・契約から納骨後までにかかる総費用を確認する
・家族と一緒に現地を見学する
・将来もお参りしやすい場所を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

1.宗教や法要に関する利用条件を確認する

「宗教不問」「宗旨・宗派不問」と書かれていても、納骨や法要に関する決まりは寺院や霊園によって異なります。
特に寺院が運営する樹木葬では、利用者の過去の宗派は問わなくても、納骨後の供養を管理寺院の作法で行う場合があります。

申し込み前に、次の点を確認しましょう。

・無宗教でも申し込めるか
・檀家になる必要があるか
・改宗や入信を求められないか
・納骨式を行う必要があるか
・納骨時に読経が行われるか
・合同供養はどのような形式か
・法要を行わずに納骨できるか
・ほかの宗教の僧侶や宗教者を招けるか

無宗教の形式を希望している場合は、「宗教不問ですか」と尋ねるだけでなく、「宗教的な儀式を行わずに納骨できますか」と具体的に確認することが重要です。

2.遺骨の納め方と合祀までの期間を確認する

樹木葬を選ぶ際は、遺骨がどのように納められ、将来どのように扱われるのかを確認しましょう。
同じ樹木葬でも、最初から合祀されるもの、骨壺のまま個別に納めるもの、一定期間だけ個別に安置したあと合祀されるものがあります。

特に確認したい項目は次のとおりです。

・個別型、集合型、合祀型のどれか
・遺骨を骨壺のまま納めるのか
・専用の骨袋や容器へ移すのか
・遺骨を直接土へ納めるのか
・個別に安置される期間は何年か
・個別安置期間を延長できるか
・期間終了後はどこへ合祀されるか
・合祀前に遺骨を取り出せるか

「永代供養付き」「個別型」という言葉だけでは、遺骨の最終的な扱いまではわかりません。契約書や使用規則を確認し、口頭で受けた説明と内容が一致しているかも確かめましょう。

3.契約から納骨後までにかかる総費用を確認する

樹木葬の費用を比較するときは、広告や案内に表示された金額だけで判断しないことが大切です。
表示価格には、墓地の使用料や永代供養料だけが含まれ、墓誌や彫刻、納骨などの費用が別途必要になる場合があります。

主に確認したい費用は次のとおりです。

・墓地や区画の使用料
・永代供養料
・墓誌や石製プレートの代金
・家名、俗名、戒名などの彫刻料
・納骨料
・年間管理費
・個別安置期間の延長料
・納骨式や法要の費用
・読経を依頼する場合のお布施
・将来、遺骨を取り出す場合の費用

無宗教の方であっても、寺院で納骨式や読経を依頼する場合は、別途費用がかかることがあります。契約時に必要な費用だけでなく、納骨時や納骨後に発生する費用も含めて、総額を確認しておきましょう。
また、年間管理費が不要とされていても、契約時に契約期間分を一括で納める仕組みの場合があります。管理費の有無だけでなく、支払い方法も確認する必要があります。

4.家族と一緒に現地を見学する

樹木葬を選ぶ際は資料やウェブサイトだけで決めず、できる限り現地を見学しましょう。
写真では自然豊かに見えても、実際には樹木が少なかったり、敷地の大部分が石材やコンクリートで整備されていたりすることがあります。

また、次のような点は、現地を訪れなければわかりにくいものです。

・墓域全体の雰囲気
・樹木や草花の手入れの状態
・区画同士の距離
・どこに向かってお参りするのか
・供花や線香を供えられるか
・休憩所やトイレがあるか
・階段や坂道の有無
・管理事務所や寺院の対応

本人が気に入っていても、将来納骨やお参りを行うのは家族であることが少なくありません。可能であれば家族と一緒に見学し、本人と家族の双方が納得できる場所を選びましょう。

5.将来もお参りしやすい場所を選ぶ

樹木葬を選ぶときは現在の利便性だけでなく、10年後、20年後も家族がお参りできるかを考えることが大切です。
特に確認したい点は次のとおりです。

・自宅からの移動時間
・最寄り駅やバス停からの距離
・公共交通機関の運行本数
・駐車場の有無
・墓域までの坂道や階段
・車いすや杖でも移動できるか
・送迎サービスの有無
・お盆やお彼岸の混雑状況

里山型の樹木葬は自然に近い環境が魅力ですが、山間部にあり、公共交通機関では行きにくい場合があります。
契約時には自家用車で問題なく行けても、将来運転できなくなったときにお参りが難しくなる可能性もあります。

亡くなった本人の希望だけでなく、残された家族が無理なくお参りを続けられるかという視点も持って選びましょう。

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無宗教の方も申し込める樹木葬10選(関東)

ここからは関東にある樹木葬の中から、無宗教の方も申し込める施設をご紹介します。

どの霊園も宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。また檀家になる必要もありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前にプランごとの利用条件をご確認ください。

資料請求や見学を申し込む際は、次の内容を確認してください。

・納骨式や読経は必須か
・個別に安置される期間は何年か
・一定期間後に合祀されるか
・納骨できる人数に制限があるか
・表示価格以外に必要な費用があるか

なお、価格、管理費、募集状況、利用条件は変更される場合があります。最新の情報は、各寺院・霊園への資料請求や見学の際に確認してください。

①光厳寺|埼玉県北葛飾郡

光厳寺は、鎌倉時代に幕府の御家人大河戸氏の氏寺として開創されたといわれている曹洞宗のお寺です。
2024年4月に管理費不要の永代供養墓、樹木葬が誕生しました。
過去の宗旨、宗派は不問、墓じまいの心配もないので後継者のいない方やお子様に負担をかけたくないという方も、安心して永代にわたる管理・供養を任せることができます。
ペットと眠れる区画もございます。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸2215-1
アクセス:東武スカイツリーライン「せんげん台駅」よりタクシー10分    
茨急バス「まつぶし緑の丘公園」より徒歩5分

価格:11万円〜
管理費:なし

光厳寺|北葛飾郡、ペットと眠れる区画のある永代供養墓

②瑠璃光寺 永代供養墓・樹木葬|埼玉県深谷市

開山から1200年以上を誇る古刹で、深谷市内でもっとも歴史のあるお寺です。
霊園内でも一番人気があるのが、自然の中で穏やかに眠る樹木葬「自然想 やすらぎの風」です。

日当たりがよく明るい雰囲気に包まれています。
扇形の個人墓誌を設置できる個別墓と合葬タイプのお墓があります。

法要施設、駐車場も完備されています。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:埼玉県深谷市稲荷町北9-25
アクセス:JR高崎線 深谷駅から徒歩約20分(送迎バスあり)
価格:19.8万円〜
管理費:なし

瑠璃光寺 永代供養墓・樹木葬|深谷市 1200年の歴史を持つお寺の永代供養墓

 

③浦和こもれびの光|埼玉県さいたま市

1530年より続く歴史ある光明寺の永代供養墓、樹木葬霊苑です。
継承者は不要で、永代にわたり管理・供養されます。
檀家になる必要はなく、宗教、宗派、国籍も問いません。
生前にご契約いただいた場合、年間管理費は当初5年間免除となります。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:埼玉県さいたま市桜区町谷3丁目11-18
アクセス:【電車とバスでお越しの場合】
「浦和」駅より乗車約17分、「中浦和」駅より乗車約10分、町谷バス停下車、徒歩約5分
価格:7万円から
管理費:プランにより異なります

浦和こもれびの光|さいたま市 人気の浦和エリアの永代供養墓

 

④市川サールナートガーデン|千葉県市川市

市川サールナートガーデンは、千葉県市川市にある日蓮宗・円福寺の境内に設けられた霊園です。
園内にはステンドグラスが設置され、従来の寺院墓地とは異なる明るく開放的な雰囲気があります。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:千葉県市川市田尻4丁目12−17
アクセス:東京メトロ東西線「原木中山駅」から徒歩約9分、「市川インター」から車で約3分
価格:15万円から
管理費:プランにより異なります

市川サールナートガーデン|市川市 ステンドグラスの美しいガーデニング霊園

 

⑤鶴川駅前浄苑 樹木葬|東京都町田市

蓮清寺 鶴川駅前浄苑は、東京都町田市に誕生した樹木葬です。
小田急小田原線鶴川駅から徒歩約2分と好立地。

駅前ですが、建物に囲まれていないため、見晴らし・風通し・日当たりが良い静かな墓苑です。駐車場も完備。

歴史ある寺院ですが宗旨や宗派を問わず、蓮清寺が永代にわたり管理・供養を行います。
生前申込ができる霊園であるため、あらかじめ費用や支払い方法を決めておくことができます。遺されたご家族に負担をかけたくない方にもおすすめの霊園です。

愛するペットと一緒に入れる区画が用意されているため、ペットと一緒にお墓に入りたいという方にもぴったり。
さらに、法事や法要を行える設備も整っており、大切な故人を供養するだけでなく、家族の集まりや行事を行う場としても利用できます。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:東京都町田市能ヶ谷2丁目15-38
アクセス:小田急小田原線鶴川駅から徒歩約2分
価格:15万円から
管理費:なし

鶴川駅前浄苑 樹木葬|町田市、駅近の好立地にある樹木葬

 

⑥妙源寺 樹木葬 久遠-kuon-|東京都葛飾区

葛飾区の閑静な住宅街に位置する、由緒ある「妙源寺」の境内に誕生した樹木葬「久遠(くおん)」は、都心近くにありながら日常の喧騒を忘れてゆっくりとお参りができる穏やかな空間です。
2026年、これまでの樹木葬に加えて骨壺のまま納められる「テラス墓所」も新たに誕生しました。ライフスタイルに合わせて選べる供養のかたちが充実しています。

1名から4名までのプランがあり、お一人様やご夫婦でのご利用に最適です。
管理料が不要(生前購入を除く)で、最後の方を納骨してから13年間、個別の場所で大切に供養された後、永代供養墓へと移されます。

テラス墓所の区画は2名用と4名用のプランがあり、オプションでお好みの石塔デザインや花の彫刻を施すなど、自分たちらしいお墓づくりが可能です。
将来は永代供養が付いているため、跡継ぎの心配はいりません。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:東京都葛飾区堀切3丁目25-16
アクセス:京成本線「堀切菖蒲園駅」から徒歩6分
JR総武本線「新小岩駅」から京成タウンバス乗車、「堀切二丁目」バス停からすぐ

価格:30万円〜
管理費:なし

妙源寺 樹木葬 久遠-kuon-|葛飾区 よく手入れされた下町の永代供養墓・樹木葬

 

⑦横浜 戸塚アルヴェアージュ|神奈川県横浜市栄区

横浜市栄区にある「横浜メモリアルガーデン」の「戸塚アルヴェアージュ」は、陽当たりがよく四季折々の花々に囲まれて眠ることができます。
アルヴェアージュ専用の骨壺に納めて埋蔵されるため、ほかの方の遺骨と混ざりません。
また、継承者の心配のない永代供養となっています。
納骨室には最大6名分の遺骨を納められるため、家族で利用することもできます。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:神奈川県横浜市栄区金井町1464
アクセス:JR東海道本線(東京~熱海) 戸塚駅より車で8分
JR東海道本線(東京~熱海) 大船駅より車で8分
価格:30万円から
管理費:なし

横浜 戸塚アルヴェアージュ|栄区のプレミアム樹木葬 6名まで一緒で大家族も安心

 

⑧常光寺|群馬県館林市

常光寺は、創建400年以上の歴史があり、安心して管理・供養をお任せすることができます。
永代供養付きのため、お墓の承継者がいない方も利用できます。
ペットと一緒に眠れる区画もあります。

リーズナブルな価格で利用できる合祀墓やご家族ご一緒にお入りいただける永代供養墓や永代供養付きの樹木葬など、様々なタイプからお選びいただけます。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:群馬県館林市仲町14-2
アクセス:東武伊勢崎線「館林駅」より徒歩約10分
価格:11万円から
管理費:なし

常光寺|館林市、ペットと一緒に眠れる永代供養墓・樹木葬

⑨法光院 土浦・つくば浄蓮 樹木葬|茨城県土浦市

応永四年(1397年)創建、長い歴史をもつ真言宗の法光院が管理運営を行っている樹木葬墓地です。
最寄りの霞ケ浦広域バス「手野坂下」バス停から徒歩4分程度。駐車場もあり、お車でのお参りも可能です。

50年間個別安置のち、合祀墓にて永代にわたって供養いたしますので、墓じまいの心配もなく安心です。
2霊・3霊用の区画があり、子どもにお墓継承の負担をかけたくないご夫婦等にぴったり。
また、バリアフリー設計になっており、高齢の方や足の不自由な方もお参りしやすいです。

生前申込可能で、終活中の方にもおすすめです。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:茨城県土浦市手野町2375
アクセス:JR常磐線「土浦駅」西口から霞ケ浦広域バス乗車、「手野坂下」バス停から徒歩4分
JR常磐線「神立駅」から徒歩33分
価格:30万円から
管理費:年額2,000円
※50年分を一括で支払う場合は50,000円

法光院 土浦・つくば浄蓮 樹木葬|土浦市 由緒あるお寺の樹木葬墓地

 

⑩小山樹木葬 ほほえみの樹|栃木県小山市

栃木県小山市中久喜にある「小山樹木葬 ほほえみの樹」は、バラや四季の花々に囲まれたガーデニング霊苑です。
樹木葬のほか、集合墓(合祀墓)もあるので承継者の不安がある方も安心してご利用いただけます。

宗教・宗派を問わず、無宗教の方も申し込めます。檀家になる必要はありません。
納骨式や合同供養の形式については、申し込み前に利用条件をご確認ください。

基本情報

所在地:栃木県小山市中久喜463
アクセス:JR宇都宮線宇都宮線「小山駅」より車で約20分
価格:15.7万円から
管理費:プランにより異なります

小山樹木葬 ほほえみの樹|小山市 ガーデニング霊苑の樹木葬

無宗教の樹木葬についてよくある質問

無宗教の方が樹木葬を検討するときによくある質問に回答します。

無宗教でも寺院の樹木葬に入れますか?

宗教不問または宗旨・宗派不問として募集されている樹木葬であれば、無宗教の方でも申し込める場合が多いです。
ただし、寺院によっては檀家になる必要があることや、納骨後の供養をその寺院の作法で行うことが利用条件になっている場合があります。申し込み前に、檀家になる必要があるか、納骨式や読経が必須かを確認しましょう。

無宗教なら納骨式や法要をしなくてもよいですか?

納骨式や法要を行うかどうかは、法律で一律に決められているものではありません。
ただし、寺院が管理する樹木葬では、納骨時の読経や法要が利用条件に含まれている場合があります。宗教的な儀式を希望しない場合は、法要を行わずに納骨できるか、契約前に確認してください。

樹木葬では遺骨を土に直接埋めるのですか?

すべての樹木葬で、遺骨を直接土に埋めるわけではありません。
骨壺のまま納めるもの、専用の骨袋や容器に移して納めるもの、粉骨して土に還すものなど、納骨方法は施設によって異なります。自然に還ることを重視する場合は、遺骨をどのような状態で納めるのかを確認しましょう。

樹木葬でも戒名は必要ですか?

無宗教の方が樹木葬を利用する場合、一般的には戒名がなくても申し込めます。
墓誌やプレートには、本名である俗名を彫刻できる施設も多くあります。寺院や霊園の方針やプランによって扱いが異なるため、戒名の有無や墓誌の表記方法を確認してください。

家族で宗派が違っても同じ樹木葬に入れますか?

宗教不問や宗旨・宗派不問の樹木葬であれば、宗派の異なる夫婦や家族が同じ区画に入れる場合があります。
納骨できる人数や続柄、ペットの納骨、個別区画の使用条件などは施設ごとに異なりますので、誰と一緒に入りたいのかを伝えたうえで、利用条件を確認しましょう。

樹木葬は必ず永代供養付きですか?

永代供養付きの樹木葬は多くありますが、すべての樹木葬が同じ管理・供養内容ではありません。
また、永代供養付きであっても、遺骨が永久に個別安置されるとは限りません。一定期間後に合祀されるものも多くあります。個別安置期間、合祀後の供養方法、管理費の有無を確認しましょう。

無宗教でもお布施は必要ですか?

無宗教であることだけを理由に、お布施が必ず不要になるわけではありません。
寺院へ納骨式、読経、法要などを依頼する場合は、お布施や法要料が必要になることがあります。
宗教的な儀式を行わない場合でも、納骨料や事務手数料などがかかる場合があるので、費用の総額を確認するようにしましょう。

樹木葬へ納骨したあと、遺骨を取り出せますか?

個別型や集合型で、遺骨が区別されている期間であれば、取り出せる場合があります。一方、最初から合祀された場合や、個別安置期間の終了後に合祀された場合は、ほかの方の遺骨と混ざるため、特定の遺骨だけを取り出すことはできません。
将来改葬する可能性がある場合は、合祀の時期と遺骨を取り出せる条件を必ず確認しておきましょう。

まとめ

無宗教の方でも、「宗教不問」や「宗旨・宗派不問」として募集されている樹木葬を利用できる場合が多くあります。
特定の宗教を信仰していない方や、夫婦・家族で宗派が異なる方、お墓の承継者がいない方にとって、樹木葬は検討しやすい選択肢のひとつです。

ただし、「宗教不問」と書かれていても、宗教的な儀式が一切行われないとは限りません。寺院が管理する樹木葬では、納骨式や合同供養が管理寺院の作法に沿って行われる場合があります。

また、樹木葬によって次のような条件は異なります。

・檀家になる必要があるか
・納骨時に読経や法要が必要か
・遺骨を個別に安置する期間
・一定期間後に合祀されるか
・合祀前に遺骨を取り出せるか
・契約後に必要となる管理費や納骨料

価格や見た目だけで決めず、宗教上の条件、納骨方法、供養内容、合祀後の遺骨の扱いまで確認することが大切です。
可能であれば家族と一緒に現地を見学し、本人の希望だけでなく、将来お参りする家族も納得できる樹木葬を選びましょう。

「みんなの永代供養」では、無宗教の方も相談できる樹木葬や永代供養墓をご紹介しています。
気になる霊園がある場合は、資料請求や現地見学を通して、利用条件や費用をご確認ください。

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