【まるわかり】沖縄県で人気の永代供養5選!跡継ぎ不要のお墓探し
沖縄県でよく目にする大型の個人墓地は沖縄県独自の歴史があり、先祖代々とても大切にされてきました。しかし近年では沖縄県でも少子高齢化の影響を受け、お墓の管理ができずに放置されることが問題となっています。
このような問題から、沖縄県にある個人墓地を墓じまいして新たに永代供養にしたい人や、新たに購入するお墓を永代供養にしようと考えている人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、永代供養について理解しないまま探してしまうと、思ったものと違うと後悔してしまうかもしれません。
そこで本記事では、
- 沖縄県で人気の永代供養とは
- 沖縄県で永代供養を選ぶポイント
- 沖縄県で人気の永代供養墓
について解説していますので、沖縄県での永代供養を探したいと考えている人は最後まで読んで沖縄県の永代供養探しにお役立てください!
目次
沖縄県で人気の永代供養とは
沖縄県は、美しい海やゆったりとした時間、おいしい食べ物で人気の場所ですよね。
かつては「琉球王国」として、本州とは異なる独自の歴史や文化が発展したこともあり、お墓や供養方法も独特です。
まずは永代供養と沖縄県について知るために、
- 永代供養とはなにか
- 沖縄県の人口推移は
- 沖縄県の葬儀や供養の特徴は
を解説していきますので、チェックしていきましょう。
永代供養とは
永代供養とは、納骨後のお墓の管理や供養を寺院や霊園が遺族に代わりおこなってくれるもので、永代供養付のお墓のことを永代供養墓と言います。
沖縄県でお墓を永代供養墓にするメリットは、
- お墓の跡継ぎがいなくても無縁墓になる心配がない
- お墓の跡継ぎがお墓の管理をできなくてもお墓が荒れない
などです。
永代供養は、少子高齢化が進む近年、生涯独身でお墓の跡継ぎがいない人や子どもにお墓の面倒をかけたくないという人に人気があります。
永代供養のより詳しい記事はこちら
永代供養墓を知ろう! 「永代供養」の意味やさまざまな永代供養墓の特徴をわかりやすく解説
沖縄県の人口推移は
沖縄県の総人口は、令和2年の国勢調査によると1,467,480人。そして、令和6年1月1日の住民基本台帳によると1,485,669人となっており、増加基調で推移しています。※1※2
年齢別に見ていくと64歳以下は令和2年で1,136,076人、令和6年で1,135,453人。65歳以上は令和2年で331,404人、令和6年で349,995人です。
沖縄県の高齢者率は全国平均と比較すると低いですが、22.6%から23.6%程度に増加しています。
今後の沖縄県は、2025年前後に総人口の増加がピークを迎えたあと、出生数の減少と高齢化による死亡数の増加で人口は減少していくと考えられています。※3
死亡数が増えると、当然ながら大型の個人墓地を建てるスペースは不足していきますし、お墓の跡継ぎがいなくなる可能性も高確率です。
このため、沖縄県で永代供養を必要とする人は増加し、永代供養の需要が高まっていくことが想像できます。
参考資料
※1沖縄県「国勢調査」
※2沖縄県「令和6年住民基本台帳人口令和5年人口動態」
※3沖縄県「あなたのお墓のこと」
沖縄県の供養や葬儀の特徴は
沖縄県の供養や葬儀の特徴は「檀家制度」がないことです。
本州では、どこかのお寺に属して供養や葬儀を行ってもらい、そのかわりにお布施などを渡してお寺をささえる「檀家制度」が一般的です。
しかし、本州で檀家制度が始まった江戸時代、沖縄県は「琉球王国」時代で本州とは異なる独自の文化が発展していました。そのため沖縄県には檀家制度が浸透しないまま現代まで続いてるのです。
沖縄県で永代供養を選ぶポイント
沖縄県で永代供養を選ぶ時に知っておきたいポイントは以下のとおりです。
- 永代供養墓の種類
- 永代供養墓の費用
- 個別の供養期間
- アクセスのしやすさ
- 施設の充実度
それぞれ解説していきますので、チェックしていきましょう。
永代供養墓の種類
永代供養墓にはいくつか種類がありますので、それぞれ特徴を確認していきましょう。
- 合祀墓:最初から他の人の遺骨とまとめて埋葬されます。他の永代供養墓と比較すると費用がかかりません。
- 納骨堂:屋内施設型なので悪天候でもお参りしやすく、台風などでお墓を心配する必要もありません。
- 個人墓:一般的なお墓と同様に墓石を建てます。個別スペースを広く利用できることがメリットですが、他の永代供養墓よりも墓石代などの費用がかかります。
- 樹木葬:墓石の代わりに樹木やお花をシンボルにしたお墓です。自然の中で眠りたい人に人気があります。
永代供養墓を選ぶ時には、親族とも相談しながら決めることがおすすめです。
永代供養墓の費用
沖縄県で永代供養を選ぶ時のチェックポイントで外せないのが「永代供養墓の費用」ですよね。
沖縄県での永代供養墓の費用相場は約10〜150万となっていますが、個人墓の場合は墓石の種類や大きさ、建てる場所などによっても費用は異なり、高額となる場合があります。
個別の供養期間
永代供養では、個別に供養してもらえる期間が決まっていることがほとんどで、個別供養期間が終了したあとは他の人の遺骨と合祀されます。
5年や10年など、契約期間は施設によって異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、施設によっては契約期間の延長ができることもありますので、延長する可能性がある場合は忘れないように聞き取りしてみてください。
アクセスのしやすさ
車移動がメインの沖縄県では「車で行ける場所なら大丈夫」と考え、車なしではアクセスしづらい場所の永代供養墓を選んでしまうこともあるでしょう。
しかし永代供養墓をお参りする人がいつまでも車を運転できるかはわかりませんし、運転できなくなった場合、途端にお墓参りのハードルが上がってしまいます。そのため、無料の送迎バスがあるなど車が運転できなくてもアクセスしやすい場所を選ぶのがおすすめです。
また、参拝者が年齢を重ねた時に、歩く道が坂道だったりデコボコ道だったりすると、転んだり疲れて辿り着けなかったりするケースもありますので、永代供養を選ぶ時には歩く道の状態もチェックしておきましょう。
施設の管理状態
お墓の掃除や供養を遺族の代わりにおこなってくれる永代供養は、遺族の負担を減らしてくれるため非常に助かるという人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、大切な故人の遺骨をきちんと大切に扱ってもらえるのか心配になりますよね。
安心して遺骨の管理などを任せるためにも、永代供養を選ぶ時にはできるだけ現地を見学して遺骨などを適切に管理してくれる施設なのかを見極めることが重要です。
見極めポイントは「掃除が行き届いているか」「働いている人が礼儀正しいか」です。ごみが散乱していたり、雑草が生い茂っていたりする施設や、態度の悪い従業員が働いていないか注目しましょう。
沖縄県のおすすめ永代供養墓
①泡瀬メモリアルパーク
那覇空港から約1時間の場所、沖縄本当のほぼ中心に位置する海辺の納骨堂。
由緒あるお寺「真常寺」が永代に渡り管理、供養してくれる安心の体制が整っています。
住所 | 沖縄県沖縄市桃原2丁目19番地1 |
最寄駅 |
沖縄都市モノレール線首里駅から車で41分 |
購入費用 | 納骨堂75万円〜、合祀墓10万円〜 |
年間管理費 | お問い合わせ下さい |
詳しくはこちら ↓
泡瀬メモリアルパーク|沖縄市内の緑豊かなロケーションの霊園
②具志川メモリアルパーク
沖縄北インターチェンジから車で約15分。交通アクセスがよく、いつでも快適にお参りできます。
沖縄本島中部・北部にお住まいの方におすすめです。
住所 | 沖縄県うるま市具志川1801-1番地 |
最寄駅 |
沖縄市コザ十字路から車で約15分 |
購入費用 | 納骨堂10万円〜、合祀墓2.2万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
具志川メモリアルパーク|沖縄県内最大級の管理型公園墓地
③宗教法人 成田山福泉寺 あらかわ霊園
燦燦とふりそそぐ太陽の恵み、閑静な環境、自然の趣が慈しみの心を育てくれます。
園内は段差の無いバリアフリー設計で、ゆったりとした駐車場を完備しております。園内には、管理棟・トイレ・水汲み場も設置しております。
スタッフよる行き届いた管理により、気持ちよくお参りしていただける事を基本としています。
住所 | 沖縄県島尻郡 南風原町新川680-1 |
最寄駅 |
沖縄自動車道「那覇IC」より約5分 |
購入費用 | 納骨堂30万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
宗教法人 成田山福泉寺 あらかわ霊園|快適な墓参環境の墓地公園
④名護 やんばるメモリアルパーク
名護市役所から車で約5分、許田IC出口から車で約12分の好立地。
山奥や茂みのなかに古い個人墓が多く存在する北部エリアで、墓地環境の改善に役立つ施設として大きな期待を集めています。
住所 | 沖縄県名護市屋部728番地 |
最寄駅 |
名護市役所から約5分 |
購入費用 | 個人墓129万円〜、納骨堂10万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
名護 やんばるメモリアルパーク|名護市の好立地霊園
⑤宮古島メモリアルパーク
宮古島メモリアルパークは平良港交差点から車で約8分の好立地。宮古空港の西側に位置します。
陽光降りそそぐ、見晴らしの良い高台にあり、与那覇湾の絶景が眼下に広がります。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字松原1290-2 |
最寄駅 |
ゆいレール 那覇空港駅 |
購入費用 | 個人墓130.5万円〜、納骨堂10万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
宮古島メモリアルパーク|大自然の中で癒しを感じる霊園
沖縄県で永代供養を選ぶなら(まとめ)
全国的な平均値よりも高齢者が少ない沖縄県ですが、少子高齢化は進行しており、お墓の承継問題などは身近な悩みとなっています。
そんな時に、永代供養であれば「生涯独身でお墓が無縁仏になってしまうのではという不安」「県外にいる子どもにお墓のことで面倒を掛けたくない」などの悩みも解決することができるでしょう。
沖縄県で永代供養を選びたい人は、こちらの記事で解説している「沖縄県で永代供養を選ぶポイント」を参考にして、希望に沿った永代供養墓を探してみてください。