お墓のお役立ちコラム

静岡でおすすめの永代供養墓7選!選ぶポイントも解説します!

近年、永代供養は静岡でも注目を集めている供養方法です。

 

この記事では

について説明します。

 

静岡で人気の永代供養とは

耳にすることも多くなった永代供養ですが、それは静岡でも同じです。近年、核家族化や少子高齢化が進行しており、代々お墓を継いでいくことが難しくなりました。しかし、永代供養墓であれば、跡継ぎの心配はいりません。のちほど詳しく説明しますが、静岡でも人口減少や少子高齢化が進んでおり、今後も永代供養の需要は高まるでしょう。

 

この記事では、永代供養とはどのようなものか、静岡でおすすめの永代供養墓、静岡で永代供養墓を選ぶときのポイントについて説明していきます。静岡の人口の推移や、静岡の葬儀の特徴についてもお話しますね。

 

永代供養とは

永代供養とはお寺や霊園が永代にわたって遺骨の管理をしてくれる供養方法です。普通のお墓では、定期的にお墓参りをして、お墓の掃除や管理をする必要があります。また、普通のお墓は継いでいく必要があります。しかし、永代供養墓ではその必要がありません。

 

永代供養墓について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

永代供養墓とは?選び方や注意点をわかりやすく解説

静岡の人口推移は

令和2年の国勢調査で、静岡県の人口は363万3,202人でした。前回調査(平成27年)と比べて、6万7,103人(1.8%)減少しました。市町別にみると、4つの市町(掛川市、袋井市、菊川市及び長泉町)で増加し、その他の31市町で減少しています。

 

 静岡県の年齢別の人口は、5歳未満の人口は過去最低の43万8,723人、65歳以上人口は過去最高の108万4,282人という結果でした。これらのことから、静岡で少子高齢化が進んでいることが分かります。

 

また、静岡の総世帯数は148万3,472世帯で前回調査と比べて5万3,872世帯(3.8%)増加しています。配偶者関係の調査では 、男女ともに未婚の割合が上昇していました。 全国的にもそうですが、静岡でも単独世帯や核家族が増えているようです。

 

これらのことを踏まえると、代々継いでいくお墓よりも、永代供養が人気を集めていくと考えられます。

 

参考資料:静岡県の令和2年の国勢調査の概要

 

静岡の供養や葬儀の特徴は

静岡県は大きな県であり、沿岸部や山岳部などの地域によってお通夜や葬儀の特徴が違います。

 

流れ通夜

浜松市を中心とした静岡県の西部では、一般の弔問客は通夜当日の18〜21時頃に訪れる「流れ通夜」という習慣があります。通夜開始前に遺族や親族のみで読経をおこない、通夜の開始時刻になると遺族は入口で弔問客を迎えます。弔問客は焼香を済ませるとすぐに帰宅します。

 

通夜祓い

関東地方では通夜のあとに「通夜振る舞い」がおこなわれますが、静岡県の西部では「通夜祓い」といいます。静岡県の西部は「流れ通夜」のため、遺族は参列者と食事ができません。そのため「通夜祓い」といわれているようです。遺族から通夜祓いに招待されたときは、一口だけでもいただくことがマナーになっています。

 

引換券

静岡県の西部では、葬儀の受付で香典をわたすと、精進落としの食事券や引き出物の引き換え券が渡されます。精進落としというのは初七日法要の後や火葬場から戻ったあとに設けられる食事会です。基本的に参加するのは親族やごく親しい知人のみになります。

 

仮門(かりもん)

静岡県の中部や東部では、出棺の時に「仮門」を通るしきたりがあります。仮門は簡易的なアーチ状の門で、素材には松竹や藁、茅などがもちいられます。仮門は出棺後すぐ壊されます。そうすることで、故人の魂が迷わず成仏できるようです。

 

宝冠(ほうかん)

静岡県の沿岸部の一部地域では、遺骨を火葬した後、葬儀の当日に納骨する習慣があります。その際、墓地に向かう遺族は頭に三角形の白い布や紙をつける風習があります。この三角形の白い布や紙を「宝冠」といい、故人が身につける死装束です。死装束の一部を遺族が身につけることで、故人の魂をあの世への境まで見送る、という意味があるようです。

 

静岡で永代供養墓を選ぶポイント

静岡にはいくつもの永代供養墓があります。その中から自分に合った永代供養墓を選ぶポイントをお伝えしましょう。

 

 

永代供養の種類

静岡で永代供養墓を選ぶポイントのひとつは永代供養の種類です。永代供養には合祀墓、個人墓、納骨堂、樹木葬があります。

 

合祀墓は他の遺骨と一緒に埋葬する方法になります。合祀とは合わせて祀る(まつる)という意味です。合祀墓では費用を比較的おさえられる永代供養の方法になります。注意点として、一度埋葬すると遺骨を取り出すことはできません。

 

個人墓は、故人の遺骨のみが入るお墓です。お寺や霊園によっては夫婦や家族と一緒に納骨することもできます。一定期間が過ぎると合祀されるため、将来的に跡継ぎがいなくなるかもしれない人におすすめです。

 

納骨堂は、室内の納骨スペースに遺骨を納骨します。ロッカー式、仏壇式、自動搬送式など様々な形式があります。納骨堂は屋内に納骨できるため、天候に左右されることなくお墓参りができます。

 

樹木葬は、墓石の代わりとなる樹木のまわりに遺骨を埋葬します。自然が好きなひとや、死後は自然に還りたいと考えているひとに選ばれることが多いようです。樹木葬には合祀埋葬、集合埋葬、個別埋葬、とさまざまな埋葬方法があります。

 

それぞれの永代供養墓について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

合祀墓の費用相場や種類、選び方を詳しく解説|みんなの永代供養

納骨堂と永代供養にかかる費用を大公開!

樹木葬と永代供養の違いやメリット・デメリットを詳しく解説!

 

個別供養の期間

静岡で永代供養墓を選ぶときは、個別供養の期間も重要です。個別埋葬といっても、ずっと個別で埋葬されるわけではありません。一定の期間が決まっており、期間後は合祀埋葬されることがほとんどです。期間は施設や契約内容によって違うため、確認しておきましょう。

 

立地やアクセス

静岡で永代供養墓を選ぶときは、立地やアクセスも重要になります。静岡は東西の距離が約155km、南北の距離は約118kmです。面積は7,777.43平方キロメートルで、全国では13番目に広い県になります。車で行く場合も、高齢になると長時間の運転が困難になるかもしれないので、自宅からの距離を考えて永代供養墓を選びましょう。

 

費用

静岡で永代供養墓を選ぶときには費用も考えておきましょう。静岡で永代供養にかかる費用は5〜200万円が目安です。静岡で合祀されるタイプの永代供養墓は5〜30万円、個人墓は50〜200万円、納骨堂は20〜150万円、樹木葬は5〜150万円くらいになります。

 

またお寺や霊園によっては管理費の有無など費用は変わります。静岡で永代供養墓を選ぶときには、どれくらいかかるか確認しておきましょう。

静岡県でおすすめの永代供養墓7選

北瀬名樹木葬墓地

緑豊かで静かな、心落ち着ける樹木葬墓地です。50年間個別のお墓としてご利用いただいたのち、観音様のお膝元に合祀し、お寺が責任をもって永代供養いたします。1~4霊までご一緒に納骨可能。

住所

静岡県静岡市葵区北沼上1021

最寄駅

JR東海道本線/静岡清水線「草薙駅」からタクシー15分

購入費用 25万円〜
年間管理費

2,000円(50年分一括払50,000円)

詳しくはこちら ↓

北瀬名樹木葬墓地|静岡市 おひとり様からご家族まで 豊かな緑と見晴らしのよさが魅力

 

清水興津樹木葬墓地

永代供養つき樹木葬と、合祀型の永代供養墓を備えた、JR「興津駅」から徒歩8分と、公共交通機関でもアクセスしやすいところにある曹洞宗の寺院墓地です。お一人様、ご夫婦、ご家族まで、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。後継者がおられなくなっても安心です。

住所 静岡県静岡市清水区興津本町363
最寄駅

JR東海道本線「興津駅」から徒歩8分

購入費用 25万円〜
年間管理費 2,000円(50年分一括払50,000円)

詳しくはこちら ↓

宗徳院 清水興津樹木葬墓地|静岡市 永代供養つき樹木葬と合祀型永代供養墓 駿河湾と桜を見ながらお参り

禅長寺

宗教を問わず、どなたでも納骨いただける永代供養墓です。骨壺で50年間個別安置された後、お寺が永代供養いたしますので安心です。秋にはみかんの香りに包まれる自然豊かな境内です。

住所 静岡県沼津市西浦河内396-2
最寄駅

JR東海道本線「沼津駅」南口から東海バス[木負方面行]乗車、「河内農協」バス停から徒歩20分

購入費用 30万円〜
年間管理費 3,000 円

詳しくはこちら ↓

禅長寺 永代供養墓|沼津市 子どもがいない・負担をかけたくないご夫婦にぴったり 宗教不問

沼津みかんの郷樹木葬墓地

納骨から50年間、個別に安置されてから、お寺が永代にわたって供養される永代供養墓です。3霊までご一緒に納骨OKで、ご夫婦・ご家族でご利用いただけます。愛するペットとも、ずっと一緒に眠れます。

住所

静岡県沼津市西浦河内396-2

最寄駅

JR東海道本線「沼津駅」南口から東海バス[木負方面行]乗車、「河内農協」バス停から徒歩20分

購入費用 40万円〜
年間管理費 2,000円(50年分一括払50,000円、生前申込一括払45,000円)

詳しくはこちら ↓

沼津みかんの郷樹木葬墓地|沼津市 みかんの香りに包まれる樹木葬のお墓 ご夫婦・ご家族と愛するペットとずっと一緒

霊山寺

沼津市にある「霊山寺」は香貫山のふところにある豊かな自然に囲まれたお寺です。地元では「れいざんじ」と通称され親しまれています。5種類の永代供養墓、樹木葬がありおひとり様からご家族までご希望に合わせてお選びいただけます。

住所 静岡県沼津市本郷町25-37
最寄駅

JR東海道本線「沼津駅」

購入費用 11万円〜
年間管理費 なし

詳しくはこちら ↓

霊山寺|沼津市のプラン豊富な永代供養

長源院

由緒ある寺院の永代供養墓、樹木葬。後継者のいない方やお子様に負担をかけたくないという方も墓じまいの心配なく利用できます。管理費不要、生前申し込み可能、ペットと入れる区画もございます。

住所 静岡県静岡市葵区沓谷1丁目24-1
最寄駅

静岡鉄道静岡清水線「音羽町駅」から徒歩約12分

購入費用 11万円〜
年間管理費 なし

詳しくはこちら ↓

長源院|静岡市 由緒ある寺院の永代供養墓・樹木葬

誓欣院

紫陽花が美しく咲き誇る寺院の永代供養墓、樹木葬。後継者のいない方やお子様に負担をかけたくないという方も墓じまいの心配なく利用できます。管理費不要、生前申し込み可能、ペットと入れる区画もございます。

住所 静岡県熱海市上宿町6-3
最寄駅

JR伊東線「来宮駅」から徒歩約6分

購入費用 11万円〜
年間管理費 なし

詳しくはこちら ↓

誓欣院|熱海市 由緒ある寺院の永代供養墓・樹木葬

 

静岡で永代供養墓を選ぶなら(まとめ)

 

  • 永代供養は遺族に代わってお寺や霊園が遺骨を管理・供養してくれる方法
  • 静岡のお通夜には「流れ通夜」「通夜祓い」、お葬式では「引換券」「仮門」「宝冠」などの習慣がある
  • 静岡は人口の減少や核家族・単独世帯の増加などの問題があり、今後さらに永代供養の需要は高くなる
  • 静岡で永代供養を選ぶポイントは、種類、個別供養の期間、立地・アクセス、費用が重要

 

この記事が静岡で永代供養を選ぶときに、みなさんのお役に立てると幸いです。

 

「みんなの永代供養」では永代供養やお墓についての情報が充実しています。ぜひ参考にしてみてください。



【関連記事】