【最新】茨城でおすすめの永代供養墓10選!供養の特徴や費用相場も解説
茨城で人気の永代供養とは
茨城における永代供養を説明する前に、そもそも永代供養とは何か、樹木葬や自然葬とは何が違うのかをみていきましょう。
あわせて茨城の人口推移、茨城の供養や葬儀の特色を紹介します。
そもそも永代供養とは?樹木葬との違いは?
永代供養(えいだいくよう)とは、遺族の代わりに寺院・霊園が遺骨を管理・供養する供養方法のことです。その名の通り、永代(長い間)に渡って供養することをいいます。
永代供養墓にはいろいろな種類があり、樹木葬はその一つです。樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を礼拝対象として永代供養されるお墓のことを指します。
永代供養には樹木葬をはじめとする自然葬以外にも、納骨堂などもあります。寺院・霊園といった施設により取り扱う永代供養の種類が異なるので、どのような永代供養にするかを家族や親族と事前に話し合っておくと良いでしょう。
樹木葬と永代供養の違いについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
永代供養墓と納骨堂、どっちがいい?費用やメリット、デメリットを検証
茨城の人口推移は
令和6年8月1日現在の茨城の推計人口(令和2年国勢調査確定値基準)は、2,812,236人(男1,405,854人、女1,406,382人)です。茨城の人口は、平成12年に2,985,676人とピークになって以降、緩やかに減少しています。
一方、世帯数は、平成12年985,829世帯だったのに比べ、1,237,853世帯と増加傾向にあります。
全国的に核家族や単独世帯が増えていますが、茨城でも同じ傾向にあるといえるでしょう。それゆえ、茨城でもお墓の後継者が不要な、永代供養が人気になっています。
茨城の供養や葬儀の特徴は
関東の北東部に位置する茨城は、関東地方と東北地方の両方から影響を受けて独特の葬送習慣が育まれてきました。
茨城では神道の影響を受けたしきたりも多い
茨城の県庁所在地である水戸市は、徳川御三家の旧水戸藩です。水戸藩二代藩主 徳川光圀は強い尊皇思想を持ち、神道の復興を目指して仏教を弾圧しました。さらに九代藩主 徳川 斉昭も仏教を嫌い、神仏分離と廃仏毀釈を進めました。
その結果、現在の茨城には寺院が皆無の地域も多く、現在でもその影響が続いていると考えられています。
茨城では土葬が主流だった
神道では日本古来、土葬で弔うのが主流でした。他の地域に比べ、神道の影響が強い茨城では、近年まで土葬が行われていました。現在でも、わずかながら土葬可能な霊園が残っています。
塩とかつお節でお浄め(おきよめ)をする
茨城の大洗町や水戸市周辺では、葬儀場の出入口に塩とかつお節が用意され、弔問を済ませた方は塩とかつお節の両方を体に振りかけてお浄め(おきよめ)する習慣があります。
地域によっては、葬儀後にかつお節を食べながらお酒を飲むことでお浄めとするところも。
古来より、かつお節は神道における神様への供え物(神饌:しんせん)の一つとされてきました。それゆえ、茨城ではお浄めにかつお節を使うところがあるのです。
葬儀で撒き銭を行うことがある
茨城では、長寿を全うした方の葬儀で目の粗い籠に小銭を入れて振りまく「撒き銭」という風習があります。
撒かれた小銭を拾って持ち帰ると、長寿にあやかり長生きできるといわれます。現在では、小銭の代わりにキャラメルなどのお菓子を撒く場合も増えています。
茨城で永代供養墓を選ぶポイント
続いて茨城で永代供養を選ぶ際に、埋葬方法や立地・交通アクセスといったチェックしたいポイントを紹介します。
あわせて費用相場も紹介しますので、茨城で永代供養墓を探す際の参考にしてください。
茨城で永代供養墓を選ぶポイント①供養の方法
茨城の永代供養において代表的な供養の方法は次の通りです。
- 永代供養墓(合祀墓・集合墓・個別墓など)
- 納骨堂
- 自然葬(樹木葬など)
多くの永代供養墓では、合祀(ごうし)が取り入れられています。合祀とは複数の方の遺骨を一緒に埋葬する方法です。遺骨をそれぞれ個別に埋葬しないので、費用が安く済む傾向にあります。当初は個別に埋葬されても、一定の時間が過ぎると合祀に移される場合も。一般に33回忌までを契約期間とする場合が多いようです。
寺院や霊園、また区画によって供養の方法や合祀されるまでの期間は異なります。事前に確認しておくと安心です。
茨城で永代供養墓を選ぶポイント②立地・交通アクセス
永代供養墓を選ぶ際は、施設の立地、自宅からの距離・交通手段は大切なポイントです。永代供養ではお墓の管理は不要ですが、お参りに行くことを考えると、自宅から片道1時間以内が望ましいでしょう。
施設によっては駐車スペースがない、あっても狭いところもあります。墓地を見学する際は、駐車場の有無や近隣のコインパーキングなども確認しておくと安心です。
また、ゆくゆくは高齢で自動車を運転しなくなる場合も考え、公共交通機関はどのようなものがあるか、最寄駅からの距離や送迎バスがあるかなども確認しておくと良いでしょう。
茨城ではJR常磐線が利用しやすいエリアに人気の施設があります。JR総武線は「東京」や「品川」といった都心からもアクセスが良く、手軽に移動可能です。
茨城で永代供養墓を選ぶポイント③費用
茨城の永代供養墓の費用相場は41万円程度です。全国の永代供養墓の平均費用は69万円程度といわれるので、茨城の永代供養墓は安めの傾向です。特に東京都の平均費用76万円に比べると半額程度。
また茨城の一般墓の費用相場は113万円程度なので、茨城の永代供養墓は一般墓の半分以下の費用で購入できるでしょう。
ただし費用は、永代供養墓の種類、その供養の内容や、施設の充実度などによって大きく変わります。また、費用は埋葬する遺骨の数により、比例する傾向にありますが、夫婦や親子など家族で利用できる永代供養墓もあります。永代供養の見積もりは、永代供養したい人数を考慮して行いましょう。
茨木県の永代供養墓10選
善重寺 さくら樹木葬浄苑
おひとり様からご夫婦、ご家族まで、ぴったりのお墓が見つかる樹木葬墓地です。
2024年3月にオープンしたばかりの新しいお墓です。
50年の個別安置期間後は永代にわたって供養されますので、後継者のおられない方や、子どもにお墓継承の負担をかけたくない方もご安心ください。
住所 | 茨城県水戸市酒門町2096−2 |
最寄駅 |
JR「水戸駅」南口からタクシー9分 |
購入費用 | じゅもくそう70万円〜 |
年間管理費 |
3,000円(50年分一括払い750,000円) |
詳しくはこちら ↓
善重寺 さくら樹木葬浄苑|水戸市 2024年3月にオープン!おひとり様からご家族までぴったりのお墓が見つかる樹木葬
つくば小貝川樹木葬墓地
50年間個別にご供養したのち、お寺の合祀墓で永代にわたって手厚く供養される樹木葬のお墓です。
生前申込も可能で、終活中の方にもおすすめです。
真宗大谷派の妙徳寺が管理運営を行っており、安心して供養を任せられます。
雄大な筑波山の自然を臨み、四季折々の景観が訪れる人の目を楽しませてくれます。
バリアフリー設計ですので、お年寄りや車椅子の方でも安心です。
住所 | 茨城県常総市福二町乙66 |
最寄駅 | 関鉄常総線「三妻駅」からタクシー7分 つくばエクスプレス「万博記念公園駅」からタクシー15分 |
購入費用 | 樹木葬30万円〜 |
年間管理費 | 2,000円(50年分一括払50,000円、生前申込の場合45,000円) |
詳しくはこちら ↓
つくば小貝川樹木葬墓地|常総市 手頃な価格でお寺に永代供養を任せられる樹木葬 生前申込OK
つくば・土浦浄蓮樹木葬墓地
応永四年(1397年)創建、長い歴史をもつ真言宗の法光院が管理運営を行っている樹木葬墓地です。
50年間個別安置のち、合祀墓にて永代にわたって供養いたしますので、墓じまいの心配もなく安心です。
住所 | 茨城県土浦市手野町2375 |
最寄駅 | JR常磐線「土浦駅」西口から霞ケ浦広域バス乗車、「手野坂下」バス停から徒歩4分 JR常磐線「神立駅」から徒歩33分 |
購入費用 | 樹木葬30万円〜 |
年間管理費 | 2,000円(50年分一括払50,000円) |
詳しくはこちら ↓
つくば・土浦浄蓮樹木葬墓地|土浦市 由緒ある法光院の樹木葬墓地 子どもにお墓継承の負担をかけたくない方へ
国宝専修寺 つくば納骨堂
阿弥陀如来とともに、お寺が永代にわたって供養する納骨堂。
過去の宗旨・宗派不問で、どなたでもご利用いただけます。
年間管理費も不要で、ご家族に継承の負担をかけたくない方におすすめです。
住所 | 茨城県つくば市赤塚679−5 |
最寄駅 | つくばエクスプレス「つくば駅」からバス乗車(10分)、「環境研究所入口」バス停から徒歩2分 |
購入費用 | 納骨堂10万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
国宝専修寺 つくば納骨堂|つくば市 安置壇と個別壇で、お一人でもご夫婦・ご家族でも 葬儀や一時預かり、Web法要も相談OK
水海御廟
水海御廟の樹木葬は、一度埋葬したらお骨を移すことなく、ずっとその場所で安心してお眠りいただけます。
後継者不要。正蔵寺が永代に渡り管理、供養いたします。
筑波山と富士山、二つの山に見守られて自然の中で安心して眠れる樹木葬です。
住所 | 茨城県古河市水海3019 |
最寄駅 |
古河駅から車で19分 |
購入費用 | 樹木葬15万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
水海御廟|古河市初の認定樹木葬 ペットも一緒に入れる
桜メモリアルガーデンつくば
緑が溢れ自然豊かな環境に位置する「桜メモリアルガーデンつくば」は、本門佛立宗の信徒以外の方も購入できる一般向けの区画、樹木葬がございます。
常磐自動車道「桜土浦IC」から一直線とわかりやすい場所にあり、駐車場も完備されています。
住所 | 茨城県土浦市烏山3丁目1169−1 |
最寄駅 | 常磐線「土浦駅」から車で9分 |
購入費用 | 個人墓49.2万円〜 樹木葬14.3万円~ |
年間管理費 | 個人墓6,600円 樹木葬2,200円 |
詳しくはこちら ↓
桜メモリアルガーデンつくば|土浦市 自然豊かな公園墓地
如来寺 やすらか庵
如来寺は、琵琶湖に次いで日本で二番目に大きな湖、「霞ヶ浦」のすぐそばに位置する800年の歴史を誇る寺院です。
如来寺の永代供養墓は、宗教不問、後継者不要、管理費不要なのでどなた様でもご利用していただけます。納骨料が別途1万円かかります。
住所 | 茨城県稲敷郡美浦村郷中2580 |
最寄駅 | JR常盤線 荒川沖駅より車で25分 圏央道「阿見東インター」より車で15分 |
購入費用 |
樹木葬6万円〜 合祀墓4万円~ |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
如来寺 やすらか庵|ペットと入れる樹木葬
日立平和台霊園
春には桜並木やツツジ、四季の花が咲き誇る自然豊かな環境にある大型霊園です。
500台駐車可能な大型駐車場があり、園内各所には小型駐車スペースも用意されています。
法要施設、管理事務所がありお線香やお花などお参りに必要なものを購入できます。
住所 | 茨城県日立市諏訪町1030 |
最寄駅 | 常磐線「常陸多賀駅」から車で7分 |
購入費用 | 個人墓86.4万円〜 納骨堂27.5万円~ 合祀墓5.5万円~ |
年間管理費 | 個人墓11,000円(詳しくはお問い合わせください) 納骨堂 なし 合祀墓 なし |
詳しくはこちら ↓
日立平和台霊園|日立市 大型駐車場完備の自然豊かな公園墓地
水戸メモリアル沙羅の郷
2022年に樹木葬区画が誕生し、さらに2023年には4人用の樹木葬区画がオープンしました。
草花に囲まれた樹木葬は、宗教自由、後継者のいない方もご利用が可能です。
住所 | 茨城県水戸市田野町591−1 |
最寄駅 | JR常磐線「赤塚駅」から車で約10分 |
購入費用 | 樹木葬15万円〜 |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
水戸メモリアル沙羅の郷|水戸市 水戸インターからお車で3分、緑溢れる樹木葬
土浦霊園 善應寺
天皇家とご縁がある由緒あるお寺となっています。建長寺の高台に位置しているので四季折々の自然か感じながらお参りすることができます。バリアフリーに配慮されているのも大きな魅力です。北鎌倉四季の風樹木葬地は陽当たりが良く、管理する正統院は臨済宗ですが檀家に入ることなく誰でも入ることができます。
住所 | 茨城県土浦市真鍋3丁目12−1 |
最寄駅 | JR土浦駅 タクシーで7分 土浦北ICインターより7分 |
購入費用 | 個人墓69万円〜 樹木葬39万円~ |
年間管理費 | なし |
詳しくはこちら ↓
土浦霊園 善應寺|土浦市 ご家族ご一緒に入れるマンション型の永代供養墓
茨城で永代供養墓を選ぶなら(まとめ)
比較的費用が安く、継承者が不要といったメリットから、年々、永代供養の需要は高まっています。茨城でも例外ではありません。
「みんなの永代供養」では、永代供養についてさまざまな情報を広く提供しています。
茨城で永代供養ができる寺院や霊園を選びたい方は「お墓をさがす|みんなの永代供養」から「茨城」を選んで探してみてください。
茨城の永代供養墓の種類や運用方法、費用目安も確認できるので、一度チェックしてみるのがおすすめです。