お墓のお役立ちコラム

鳥取でおすすめの永代供養墓10選!選ぶポイントもお伝えします!

鳥取で人気の永代供養とは

近年、少子高齢化や核家族化などの影響で、全国的に永代供養が注目を集めています。それは鳥取でも同じです。鳥取には永代供養墓のあるお寺や霊園が多数あります。その中から鳥取でどんな永代供養墓にすればいいのか悩みますよね。

 

この記事ではそもそも永代供養墓とはどのようなものか、鳥取でおすすめの永代供養墓、鳥取で永代供養墓を選ぶときのポイントについて説明していきます。また、鳥取の人口の推移や、鳥取の供養や葬儀の特徴などについてもお話しますね。

 

永代供養とは

永代供養とはお寺や霊園が遺族の代わりに、遺骨を管理・供養してくれる方法です。近年は少子高齢化や単身世帯、核家族の増加に伴い、お墓の後継ぎがいないケースが増えきました。子どもにお墓のことで心配をかけたくない、と思っている方にもおすすめの供養方法になります。

 

永代供養は継承の有無など精神的な負担もそうですが、墓石を立てる必要がなく、費用も抑えられる傾向にあります。しかし、親族と揉めてしまったり、期間を過ぎると合祀されてしまったり、しっかり理解しておかないとトラブルに巻き込まれることもあります。

 

永代供養のメリットやデメリットついて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

永代供養墓で知っておくべき、メリットとデメリットを徹底解説

 

鳥取の人口推移は

鳥取の人口について、2019年の国勢調査で鳥取の人口は553,407人で、2015年と比べると20,034人減少しています。鳥取の人口推移をみても、平成2年から減少が続いており、減少幅も拡大傾向です。反対に鳥取の総世帯数は、219,742世帯で前回調査と比べて2,848世帯増加しており、鳥取では核家族や単独世帯が増えていることが分かります。

 

鳥取の年齢別の人口は、15歳未満が68,330人、 15〜64歳人口が300,002人、65歳以上人口が177,046人と、高齢者人口が30%以上を占めています。 前回調査と比べると、15歳未満人口が5,355人減、15〜64歳人口が26,299人減、 65歳以上人口が7,954人増で、鳥取では少子高齢化がかなり進んでいると言えますね。

 

鳥取では核家族や単独世帯の増加、少子高齢化の影響を受け、今後も永代供養の需要は高くなっていくでしょう。

 

参考資料:鳥取県の令和2年の国勢調査の概要

 

鳥取の供養や葬儀の特徴は

鳥取の供養や葬儀には独自のしきたりがいくつかあります。

 

善の綱(ぜんのつな)

鳥取では、葬儀の出棺時に霊柩車や柩に白い布を結び、遺族の女性が引っ張る習慣があります。これは、故人を善処に導く綱、という意味が込められているようです。ちなみに血縁関係が近い人が、柩に近いところを持つことになっています。

緑の綱

鳥取県には善の綱とよく似た名前の「緑の綱」というしきたりがあります。善の綱と同じように、出棺のときに柩に白い布を巻いたり結びつけたりします。ただし、緑の綱はちぎれやすい白いさらしを用いることで、「故人との縁を切る」という意味があるそうです。

これは、故人が成仏するためには現世への未練を断ち切る必要がある、という考えからきています。白いさらしと記載しましたが、最近では参列者が白い布を手に持つことで代用することもあるようです。

枕団子の数が4つ

鳥取では、故人の枕元にお団子を4つお供えします。全国的には、枕団子は6個が一般的で、それは6六地蔵が由来となっています。仏教における「六道輪廻」が深く関わっているようです。しかし鳥取では4個お供えすることになっています。四という数字は「死」を連想させることが由来だと言われています。

伽(とぎ)・夜伽(よとぎ)

鳥取では、通夜のことを伽、または夜伽、と呼ぶ習慣があります。伽や夜伽は、夜通し付き添う、という意味があるようです。この呼び方は鳥取だけでなく、中部地方や近畿地方でもみられるようです。

前火葬(まえかそう)と後火葬(あとかそう)

鳥取では、葬儀の後に火葬を行う後火葬が一般的です。しかし、漁業の盛んな地域では、葬儀の前に火葬を済ませる、前火葬が行われています。なぜ漁業の盛んな地域なのかというと、漁業は一度出港すると数日戻らないこともあるため、訃報を耳にしてもすぐに戻ることができません。遺体が傷むのを防ぐために、前火葬がおこなわれているようです。

法事パン

鳥取県の葬儀では、「法事パン」というパンを配る習慣があります。これは隣の島根県から始まった習慣で、あんぱんやクリームパン、メロンパンなどの菓子パンが法事用の袋に入れられて配られています。

 

鳥取で永代供養墓を選ぶポイント

鳥取には永代供養墓を扱う霊園やお寺がたくさんあります。ここでは、ご自身に合った永代供養墓を選ぶポイントを4つお伝えします。

 

永代供養の種類

鳥取で永代供養墓を選ぶポイントの1つ目は永代供養の種類です。永代供養には合祀墓、個人墓、納骨堂、樹木葬があります。

 

合祀墓

合祀墓は血縁関係のない複数の個人の遺骨と一緒に埋葬される永代供養の方法になります。合祀墓は費用を抑えられる傾向にあります。

合祀墓についてもっと知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

合祀墓の特徴とデメリット(注意点)について徹底解説

 

個人墓

個人墓は故人の遺骨のみが埋葬される永代供養になります。一般的なお墓同様、墓石を建てて埋葬します。しかし、個人墓といっても個別で埋葬される期間は決められており、一定期間後は合祀されます。

 

納骨堂

納骨堂は建物の個別スペースにて遺骨を供養する永代供養になります。納骨堂にはロッカー型、仏壇型、自動搬送型などがあり、施設によってさまざまです。

納骨堂について興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。

納骨堂で永代供養をご検討中の方は必見!必要な費用を詳しく解説

 

樹木葬

樹木葬はシンボルとなる樹木のまわりに遺骨を埋葬する永代供養になります。樹木葬には庭園型、公園型、里山型があり、同じ樹木葬でも雰囲気はさまざまです。また、樹木葬のなかでも個別埋葬、集合埋葬、合祀埋葬があります。

樹木葬について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

樹木葬の仕組みは?メリットデメリットと後悔しないためのポイント

 

個別供養の期間

鳥取で永代供養墓を選ぶポイントの2つ目は個別供養の期間です。一般的に、個人墓や納骨堂、樹木葬の個別埋葬を選んだ場合は、個別に供養してもらえます。しかし、個別供養の期間は決まっています。

 

個別供養の期間は三十三回忌などの節目が多いようです。また、個別供養の期間が終了しても、延長できるところもあります。お寺や霊園によって期間は違うため、事前に確認しておきましょう。

合祀されない永代供養について興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。

合祀されない永代供養とは?樹木葬、納骨堂、個人墓について解説!

 

アクセス

鳥取で永代供養墓を選ぶポイントの3つ目はアクセスです。鳥取県では、移動手段として車が多いです。鉄道やバスなどの公共交通機関が少なく、乗り継ぎが不便であることが原因です。そのため、鳥取で永代供養墓を選ぶときは立地やアクセスを考えることが重要になります。

 

車移動を考えている方も、年を重ねることで長距離の運転が負担になるかもしれません。そのため、鉄道やバスで行ける永代供養墓か、自宅から近いところを選ぶといいでしょう。

 

費用

鳥取で永代供養墓を選ぶポイントの4つ目は費用です。鳥取で永代供養にかかる費用は5〜200万円が目安です。永代供養といっても種類によって費用は大きく変わります。

 

目安ですが、鳥取で合祀されるタイプの永代供養墓は5〜30万円、個人墓は50〜200万円、納骨堂は20〜150万円、樹木葬は5〜150万円くらいになります。

 

永代供養は基本的には永代供養代のみですが、施設によっては年間管理費などの維持費がかかることもあります。はじめに確認しておきましょう。

 

鳥取で人気の永代供養10選

ここからは鳥取でおすすめの永代供養のできる霊園をご紹介していきます。

無量光寺永代供養塔 万葉の風

鳥取市にある浄土宗の墓地です。

年一回合同供養祭を開催し、永代にわたって供養していただけます。

住所 鳥取県鳥取市国府町宮下2
最寄駅

JR山陰本線「鳥取」駅 / JR因美線「鳥取」駅より車で15分
JR山陰本線「鳥取」駅 / JR因美線「鳥取」駅8番乗り場よりバス乗車、「町屋」下車徒歩7分

購入費用 個人墓 35万円〜 納骨堂 34万円〜 合祀墓 12万円~
年間管理費

納骨堂:2,200円

詳しくはこちら ↓

無量光寺永代供養塔 万葉の風|四季を感じられる墓地

 

法泉寺 永代供養

元来、法泉寺は岡山にありましたが、藩主池田満仲が寛永9年(1632年)因幡、伯耆両国の藩主としてお国替えになったおり、池田公と共に鳥取に移転してきました。その当時の法泉寺の住職が日渡上人です。
 法泉寺は藩公はじめ奥方や側室等婦人方の帰依篤く、家臣団の菩提寺として栄えました。
 また、お参りすると苦しまずに往生できる「ポックリ寺」として、昔から有名です。

住所 鳥取県鳥取市立川町1丁目51
最寄駅

因美線鳥取駅から徒歩19分

購入費用 個人墓 35万円〜 納骨堂 50万円〜
年間管理費

お問い合わせください。

詳しくはこちら ↓

法泉寺 永代供養|歴史ある自然あふれる墓地

 

聿來山長通寺

長通寺は、曹洞宗として開山約400年となり、岡益石堂(安徳天皇御陵墓参考地)、画家「八百谷冷泉」襖絵、小説家「志賀直哉」石碑、作家「岡田美子」歌碑などが知られております。安徳天皇、平家一門の位牌もお祀りしており、歴史・文化・自然を感じられるお寺です。

住所 鳥取県鳥取市国府町岡益285
最寄駅

JR「鳥取」駅から日ノ丸バス中河原線山崎行き乗車、
「岡益橋」バス停下車、徒歩11分

購入費用 個人墓 20万円〜 合祀墓 30万円〜
年間管理費

お問い合わせください。

詳しくはこちら ↓

聿來山長通寺|歴史・文化・自然を感じられる墓地

 

東圓寺

鳥取駅から約4キロの場所にあり、県外からのお参りにも便利です。

鳥取市内とは思えない静かな場所で、のんびりとお参りしていただけます。

住所 鳥取県鳥取市安長544
最寄駅

JR鳥取駅より車で約11分

購入費用 合祀墓 30万円〜
年間管理費

お問い合わせください。

詳しくはこちら ↓

東圓寺|整備された静かで美しい墓地

 

長泉寺墓地

浜村温泉の高台にある硫黄と潮風薫る静かな墓地です。

きれいに区画整備された墓地で、駐車場や休憩用のベンチ、水道を完備。

お参りに適した環境が整っています。
墓地は檀家条件有ですが、近くには永代供養墓もあり、こちらは宗旨宗派問わずご利用いただけます。

住所 鳥取県鳥取市気高町勝見174
最寄駅

JR山陰線「浜村駅」より徒歩10分
JR山陰本線「浜村駅」より車で2分
JR線「鳥取駅」より車で35分

購入費用 合祀墓 43万円〜
年間管理費

3,000円

詳しくはこちら ↓

長泉寺墓地|浜村温泉の高台にある硫黄と潮風薫る静かな墓地

 

正福寺

正福寺は霊峰大山の麓にあり、日本海も望める自然豊かなロケーションにあります。
敷地内には樹齢400年ともいわれる欅の大樹が墓苑を静かに見守ります。
季節ごとに様々な花が咲き誇り、故人様との語らいをより色鮮やかにします。

住所 鳥取県西伯郡大山町茶畑238
最寄駅

山陰本線「大山口駅」または「みくりや駅」よりタクシーで7分
高速「米子IC」より正福寺まで約15分

購入費用 樹木葬 30万円〜
年間管理費

お問い合わせください。

詳しくはこちら ↓

正福寺|霊峰大山の麓、日本海を臨む静かな田園地帯にある樹木葬

 

大瀧山地蔵院永代供養

大瀧山地蔵院は756年に開基された歴史あるお寺で、長い伝統と歴史を持っています。

このお墓は歴史的な価値を感じさせ、供養の場として選ばれています。

住所 鳥取県倉吉市関金町関金宿1218
最寄駅

倉吉駅から車で約26分

購入費用 樹木葬 5万円〜 合祀墓 30万円〜
年間管理費

なし

詳しくはこちら ↓

大瀧山地蔵院永代供養|公園に隣接し、自然に囲まれた美しいお寺

 

グレイヴパーク米子

グレイヴパークは山陰で三拠点展開する最大の樹木葬墓苑です。 お一人のご利用から、ご夫婦、ご家族、先祖代々で、ペットと一緒に、 バリアフリーなど様々のご要望にお応えできる墓苑となっております。

住所 鳥取県米子市岩倉町99
最寄駅

JR山陰本線米子駅から車で7分
JR境線富士見町駅・後藤駅から車で5分、徒歩10分
だんだんバス「寺町通り」「新小路」より徒歩3分

購入費用 樹木葬 65.1万円〜
年間管理費

なし

詳しくはこちら ↓

グレイヴパーク米子|バリアフリー完備・鳥取最大の樹木葬

 

善正寺

善正寺は鳥取県倉吉市にあります浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお寺です。
本堂の前には開祖の親鸞聖人と奥様の恵信尼さまの銅像があります。この銅像は二人で旅路を歩かれるお姿です。
境内地には数種類の桜があり、春にはきれいな花を咲かせてくれます。

住所 鳥取県倉吉市広瀬町1720
最寄駅

倉吉駅から日本交通バス15分乗車、広瀬町下車、徒歩2分

購入費用 個人墓 40万円〜 納骨堂 40万円〜 合祀墓 20万円〜
年間管理費

個人墓:1,000円

詳しくはこちら ↓

善正寺|倉吉市中心部に近く訪れやすいお寺

 

光澤寺 

光澤寺は「管理費」「年会費」「寄付」なしのお寺です。お骨も移替えしないので、安心。

お一人様、後継者のないご夫婦、家族に負担を掛けたくない方、何年経ってもお申込みいただいた納骨堂&樹木葬に納骨いたします。

住所 鳥取県八頭郡八頭町南397
最寄駅

若桜線丹比駅から徒歩約10分

購入費用 樹木葬 30万円〜 納骨堂 30万円〜
年間管理費

なし

詳しくはこちら ↓

光澤寺 境内樹木葬&本堂納骨堂|豊かな自然と新しい形を提供する永代供養

 

鳥取で永代供養墓を選ぶなら(まとめ)

  • 永代供養は遺族の代わりにお寺や霊園が遺骨を管理・供養してくれる
  • 鳥取では「善の綱」「緑の綱」「枕団子は4つ」「法事パンを配る」などの習慣がある
  • 鳥取では核家族や単独世帯の増加、少子高齢化が進んでおり、今後もっと永代供養が増えてくる
  • 鳥取で永代供養を選ぶポイントは、種類、個別供養の期間、アクセス、費用の4つ

 

全国的に永代供養は注目を集めており、鳥取も同じです。鳥取では少子高齢化が年々進んでおり、今後はもっと永代供養の需要が高くなるでしょう。

 

この記事が鳥取で永代供養を選ぶときに、みなさんのお役に立てると幸いです。

 

「みんなの永代供養」では永代供養やお墓についての情報が充実しています。ぜひ参考にしてみてください。

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